ディレーラー直付ゲージを自作する(ディレイラーハンガー修正)

昨年の暮れ、リアディレイラーがスポークと接触して、ディレイラーとディレイラーハンガーが変形してしまった ANCHOR FA900

取り敢えず、パーツの変形を(出来るだけ)修正し、自転車に取り付けて調整をしたのですが、完全に治ったという状態ではありませんでした。

一番の不具合は、リアをロー端のギアに入れると、ディレイラーとスポークとが接触してしまうことでした。仕方がないので、ロー端には入らないようにディレイラーの可動範囲を調整し、日を改めて再調整する積りでした。

と、うかうかしている内に3ヶ月が過ぎてしまい、いつの間にか春です。仕方が無い、重い腰を上げて、修理に再チャレンジです。

やっぱり、ディレーラーハンガーが歪んでますね

ハンガー曲がりディレイラーの変形が完全に取り除けていないというのもあるかもしれませんが、不具合の一番の原因は、ディレイラーハンガーの変形ではないかと疑っています。

前回、修正して真っ直ぐな状態にした積りでいたのですが、フレームエンドに取り付けた状態で見てみると、どうも内側に曲がっているような気がします。

写真に線分を入れてみると、もう疑いようがないくらい内側に曲がってませんか。

なので、今回はディレイラーハンガーを中心に修理していこうと思いますが、前回、色々と調べている中で、専門工具が存在している事を知りました(でも、生涯で1回しか使わないかも)。

ディレーラー直付ゲージを自作します(とっても簡単)

構造(仕組み)はシンプルです。これなら、自分で作れなくもないような気がします。

参考にさせて頂いた(パクった?)のは、パークツールの「ディレーラー直付ゲージ」という名の専門工具です。

で、出来あがった工具がこれ。うーん、本当にシンプル。

自作工具
使い方は本物と同じで、

「ディレーラーを取り外し、本機を取り付け、ゲージをリムに沿って回転させ、時計の6、9、12時の位置でゲージ先端とリムの間隔を調べ、隙間が均一でない場合は本機のアーム部を持って矯正し、それぞれの位置での間隔を均一にします」

ディレイラーを取り外したネジ穴に、赤丸部分で固定します。青矢印のところでディレイラーハンガーを挟む形になります。

最初、M10 の長ボルトを使って、ディレーラーを取り付けるネジ穴に嵌める積りだったのですが、ディレーラーのネジは M10×1.0(ピッチ)という特殊(手に入れ難い)なもので、買ってきた普通のボルト(M10×1.5)では全然ダメでした。

ボルトカットそこで M10 は諦め、M8 の長ボルトを使うことにしました。構造は上の写真の通り簡単なもので、角材に 8mm の穴を開け、そこにボルトを通して両側のナットで固定するだけです。

(写真を見て分かると思いますが、このままではディレイラーハンガーに取り付けることはできません。一旦バラバラにし、ディレイラーハンガーの内側からボルトを通し、それをナットで固定し、更に角材を固定するナット、角材、外側のナットの順に組み付けていく必要があります)

左の写真のように、ボルトの頭とナットとでディレイラーハンガーに固定するのですが、ボルトの頭がトップギアと干渉してしまうので、ボルトの頭半分くらい、グラインダーで削り落しています。

工具(ゲージ)をディレイラーハンガーにセッティングしてみると

工具をディレイラーハンガーにセッティングしてみました。写真左が、工具を下位置にセッティングした状態。右は上位置にセッティング。

ゲージ上下
これはもう、定規で測ってみるまでもなく、なんか笑っちゃうくらい上は開いて、下は閉じていますよね。

なるほど、ここまで歪んでいるとなると、ディレイラーがロー端でスポークに接触してしまうのも十分に頷けます。

前後方向に回転させて、リムとの距離を測定してみると、前後共に大体 90mm と問題なさそう。

ゲージ前後

大げさなくらい太い角材の本領発揮です

さて、曲がりを修正していきましょう。角材を持って、ジンワリとディレイラーハンガーに力を加えていきます。

(このディレイラーハンガーはアルミ製なので、今回のような修正作業は推奨されていません(曲がってしまったら交換しましょう、ってこと)。見た目はキレイに治っているように見えても、内部に歪が残っていて、何かの拍子に破損する可能性も大きいので、自己責任でやっています)

修正作業完了です。見事に上下ともに 90mm 近辺に揃っています。

ゲージ下調整後
ゲージ上調整後




コメント:
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[2013/05/21 22:09] | # | [edit]
HPを見ました。 早速 私も参考に自作してみることにしています。 2年前 2013年 欧州の旅の際現地で KTM社 のトレキング車を買って旅をして 持ち帰ったものですが ハンガーが曲がっているとの 近所の自転車店で 判明しました。 だましだまし乗っていたのですが 修理を決意してネットで調べていた時の このHPを発見しました。
デイレイラーは購入可能ですが ハンガーが購入出来ないようです。 シマノでは作っていない。で 自作になると思います。 早速参考にさせていただきます。 HPで発見できたことんい感謝しています 有りがごうございます   2年後にこの自転車で再度 欧州自転車隊をします。 和田 
[2015/09/08 18:23] | 和田  #- | [edit]












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