ブルホーンに STI レバーを取り付ける際の一工夫(邪道か?)

前回、クロスバイクにブルホーンバーを取り付け、ロード用 STI レバーをセッティングする所まで来ました。

このままでも OK と思うけど、なんか気持ちが悪い

この状態で、ハンドルとレバーとの位置関係は、大体平行に近い感じです。間隔の寸法を測ってみると約 50mm。

STI調整前
ブレーキシューとリムとの隙間を(シビア目に)調整し、ブレーキレバーを握ってみると、握り切ってもハンドルとの隙間は 5mm 以上の余裕があります。

が、なんとなく頼りない感じ。ブレーキシューが擦り減ってきてしまうと、簡単にブレーキレバーとハンドルとが接触してしまう(握り切れなくなる)かもしれません。

それ以上に、ブレーキレバーを握り切った感じが頼りないんです。なんて表現すればいいんだろ? 握り切った時のブレーキレバーとハンドルとで出来る角度が “急な感じ”で、余裕が無いって言えばいいのかな。

感覚的な言い方ですが、“気持ちが悪い” んです。

もう一つ言うと、STI レバーをハンドルに取り付けた状態で、ブレーキレバーをハンドルと接触するまで握っても、ブレーキワイヤーが交換できない状態というのは、なんかダメそうな気がするし。

ハンドルバーとブレーキレバーとの間に、もう少し多めの隙間が欲しいな、と。

STI レバーのブラケットとハンドルバーとの間に入れるスペーサーを作る

ということで、STI レバーの取り付けブラケットとハンドルバーとの間にスペーサーを入れてみることに(固定用金具の手前だけにスペーサーを入れることで、STI レバーの取り付け角度を斜めにするってことです)。

スペーサーの素材はゴム。最初、普通のゴム板を削って作ってみたのですが、少し柔らか過ぎてフニャフニャしてしまいます。

ホームセンターに出かけて、色々と使えそうな素材を探した結果、こんなのを買ってきました。ゴム製の「ストッパー」。最大径 45mm、高さ 45mm と、形を切り出した時にハンドル径とマッチするようなものを選んで来ました。

それを、ブラケットの土台の手前側の幅に合わせて 12mm で輪切りにします。

輪切りにして

ハンドルの径をベースにして、型紙を作り、それを輪切りにした素材の両面に貼り付けます。

型紙を貼って

両面の型紙の線を結ぶようにカッターの刃を入れていき、素材をカットします。先ずは3等分(120度)に分割。

更に、ハンドル径(24mm)の円弧で両面をカットします(大根の桂むきみたいな感じでやったら、意外と簡単キレイにカットできました)。

出来あがったのが、写真右側のパーツです。

円弧にカット

スペーサーを取り付けてみる

出来あがったパーツを、STI レバーのブラケット手前側に差し込みます。片側だけに入れるということは、当然、ハンドルに対してブラケットは “斜め” に付くわけですから、このゴム製のスペーサーにも斜めのテーパーが付けてあります。

実際には、もう少し細かい細工がしてあります。黄色い矢印が指し示す薄青いのがスペーサーの断面ですが、テーパーの先をフランジのような形に削り出しています。

スペーサーのテーパーが、外側に押し出される形なので、それを阻むために、このフランジ部分が STI レバーのブラケットに引っかかるようになっています。

スペーサ入れて

左右両側のパーツを作り、セッティングしてみました。取り付け角度が大きく変わったということはありませんが、ハンドルとブレーキレバーとの間隔は 10mm 以上広がっています。

STI調整後

ほんと大雑把な言い方ですが、ここの間隔が 20%増えた(50mm → 60mm)ということは、ブレーキ本体でのワイヤーの “引き量” が 20%増えたということです。

このクロスバイクに付いている Vブレーキのアーム長(回転軸からやイヤー取り付け部まで)は 100mm です。

ロード用 STI レバー対応と言われているミニVブレーキのアーム長は(短いもので)80mm です。

ってことは、今回のスペーサーを入れたことで、普通の VブレーキをミニVブレーキに替えたのと同じような効果があるってことではないでしょうか。

とは言え、ブレーキ部分にスペーサーを入れるというのは間違いなく邪道なわけですから、あまり褒められたことではありません(勿論、自己責任です)。


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