声優さんの話から、深夜放送、ワールドボーイへと昔を懐かしむ

先日、深夜にFMラジオを聞いていたら、声優の矢島正明さんが出演されていました。

リチャード・キンブルの吹き替えは、睦五郎さんだったんですね

色んなお話をされている中で、「おー、そうだったんだ!」ってのがたくさんあったのですが、その内の一つがこれ。

リチャード・キンブル、職業医師。 正しかるべき正義も時として、盲しいることがある 。
彼は身に覚えのない妻殺しの罪で死刑を宣告され、 護送の途中、 列車事故に遭って辛くも脱走した。
孤独と絶望の逃亡生活が始まる。髪の色を変え、重労働に耐えながら、犯行現場から走り去った片腕の男を捜し求める。
彼は逃げる。執拗なジェラード警部の追跡をかわしながら、現在を、今夜を、そして明日を生きるために。

アメリカで放映されたテレビドラマ「逃亡者」の冒頭のナレーションです。この最後の「現在を、今夜を、そして明日を生きるために」という部分は、イントネーションまで含めて鮮明に思いだすことができます。

このナレーションをやられていたのは矢島正明さんだったんですね。当時はドラマの中身の方にばかり気が行ってしまい、声優にまでは頭が回っていなかったんです。

逃亡者

このテレビドラマ、本国アメリカでは1963年から1967年まで、日本では1964年から1967年まで放映されていたとのことですが、私も本当に夢中になって見た記憶があります。

と言っても、自分の年齢を考えると見たのはリアルタイムではなく、深夜番組での再放送だったように思います。もう、毎週毎週、楽しみで楽しみで。

因みに、アメリカでの最終回の視聴率は50%で、当時のアメリカにおける視聴率の最高記録を樹立、日本でも最終話の放送時には、ラジオドラマ「君の名は」のように、銭湯が空になったそうです。

同じくテレビドラマで、「逃亡者」から少し遅れて放映が開始されたのが「スタートレック:宇宙大作戦」。こちらも個人的には大好きな番組(当初は視聴率的に振るわず、第3シーズンで終了してますが)でしたが、このカーク船長(ウィリアム・シャトナー)の吹き替えを担当されたのも矢島正明さん。

広川太一郎さん吹き替えで本当に好きだったテレビドラマが思いだせない

同じ声優仲間ということで、広川太一郎さんと野沢那智さんの事を話されていました。残念ながら、お二人とも既に鬼籍に入られているんですよね。

広川太一郎さん、本当に大好きでした。あの「広川節」ですね。私が “声優” という存在を初めて意識したのが、この広川太一郎さんだったと思います。

広川太一郎さんと言えば、私的にはやっぱりトニー・カーティスかな。一緒に思い浮かぶのは。もう一つ、やはりアメリカのテレビドラマシリーズで広川太一郎さんの吹き替えで大好きになったやつがあるのですが、どうしても題名が思い出せません。

GX ワールドボーイは、当時の私にとって宝物でした

野沢那智さんも好きだったなあ。野沢那智さんで一番最初に思い浮かぶのは、やっぱり「ナッチャコパック」かな。TBSラジオの深夜番組パックインミュージックで、2人で金曜日の深夜にパーソナリティーを務めていたのですが、良く聞いていた記憶があります。

当時は、このパックインミュージックと、文化放送のセイヤング(これがメイン)、ニッポン放送のオールナイトニッポンのどれかをパーソナリティーによって聞き分けていました。

考えてみれば、中学から高校にかけて、これらラジオの深夜番組は私にとって最高の娯楽だったし、朝学校に行って友達と一番の話題は昨晩の深夜ラジオの話題だったし、そしてそれをもたらしてくれるラジオは宝物でした。

ネットで検索してみたら「松下ワールドボーイシリーズ」というページを見つけました。

この中のRF-858(GX WorldBoy)こそが私の一番のお気に入りでした。上面に配置されたトグルスイッチに魅了されていました。

その次に買ったのが、RF-868(2000GX WorldBoy)です。夜、チューニングウィンドウのグリーンのバックライトの美しさに酔いしれたものでした。

写真を見るだけで、当時のことがありありと思い出されます。

野沢那智さんと言えばジュリアーノ・ジェンマ

話が逸れましたが、声優の話題に戻ると、一番最初に声優野沢那智という名前を知ったのは、ジュリアーノ・ジェンマの吹き替えでした。

いわゆるマカロニ・ウェスタン(イタリア製西部劇)です。代表格は、セルジオ・レオーネ監督、クリント・イーストウッド主演の「荒野の用心棒」でしょうか。

その後も続けて、「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」というドル箱三部作が生まれていますが、個人的にはクリント・イーストウッドのマカロニ・ウェスタンよりも、ジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニ・ウェスタンの方が断然好きでした。

「夕陽の用心棒」から始まり、「荒野の1ドル銀貨』、「星空の用心棒」、「怒りの荒野」と全て見ました。そして私の中では、ジュリアーノ・ジェンマ=野沢那智だったような気がします。

ジェンマ
一緒に写っているのは、リー・ヴァン・クリーフですが、この人も本当に味のある俳優です。

そう言えば、矢島正明さんと野沢那智さんの組み合わせで忘れられないのは、「0011 ナポレオンソロ」です。ロバート・ヴォーン演じる主人公のソロ(矢島正明)と、デヴィッド・マッカラム扮する相棒のイリヤ(野沢那智)の掛合い漫才のようなやり取りが面白くて面白くて。

矢島正明さんのラジオから流れる声を聞きながら、もう40年も前のことを色々と懐かしく思いだしてしまいました。年をとった証拠?



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