カップ&コーンタイプの BB をカートリッジタイプに交換できる?

FUJI オリンピックから取り外したカップ&コーンタイプのBBを検証していきます。

軸も鋼球も痛みつけられていました

実は、クランクを手で回すとかなりゴリゴリ感があり、クランクを外した状態でクランク軸を手で回そうとしても動かないくらいダメな感じだったんです。

取り外したボールベアリング
ざっと見、それほどひどい状態にはなっていないようです。

汚れを落として、ベアリングのボールとクランク軸を観察してみると、やはり無傷という訳にはいかないないようです。

ボールとクランク軸損傷
ボールがこれだけ痛んでしまうと、さすがにゴリゴリするのも頷けます。

GIOS から取り外したBB に交換したいんだけど

さて、ボールを交換という手も当然あるのですが、クランク軸もご覧の通りの状態なので、カートリッジタイプのBBに入れ替えようかと思います。

手元には GIOS から取り外したBBがあります。フレームのシェル幅は GIOS、オリンピック共に 68mm と、最初の関門はクリアしています。

続いて、ネジの規格が合うかどうかですが、両方のBBを調べてみると、共に「1.37"×24」との表記があるので、こちらも問題無さそうです(ノギスで実際に寸法を測ると、微妙に違ってるのが気になりますが)。

最後の関門、軸長ですが、これは見るからに長さが違います。

BB比較

軸長が 10mm も違う!

それぞれの寸法を測ってみました。

先ずは、オリンピック側のカップ&コーンBB。色々と調べていくと、スギノの 3S-B という型番のクランク軸だと分かりました。寸法は実測値です。

スギノクランク軸1

続いて GIOS についていたBBで、シマノの BB-UN53。こちらの寸法も実測値。

シマノ BB-UN53

軸長が丁度 10mm 違います。ってことは、少なくとも BB だけを交換というのは無理がありそうです。まあ、四角軸のテーパーの勘合もあるので、クランクとセットで交換を検討してみることに。

それぞれクランクとセットで位置関係を考察してみると

ということで、今度はクランクの方の寸法を測定してみました。

クランクボルトが当たる面を基準として、便宜上この面がクランク軸の端面と一致するとして、各部の寸法を測りました。

先ずは、オリンピック側のクランクギア。「クランク軸センターから」とあるのは、「シェルのセンターから」という意味です。

クランクB
クランク軸のセンターから大スプロケットの外側までの寸法を計算すると 48.5mm(63.5+8-23)。

一方、GIOS 側のクランクはというと、同じくクランク軸のセンターから大スプロケットの外側までの寸法は、45.5mm(54.5+8-17)。

クランクA

ということは、BB とクランクセットを交換すると、クランクギアは 3mm 内側にセットされることになります。

うーん、この 3mm はかなり微妙かも。実際に取り付けてみないと分かりませんが、チェーンステーに干渉するか、しないとしてもギリギリのところでしょう。

ちょっとドキドキしてきた。

コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://55life555.blog.fc2.com/tb.php/680-7efb8cc0

<< topページへこのページの先頭へ >>