出来るだけ滑らかなギアチェンジ方法を考察して(F2×R9)

もう何十年も自転車に乗り続けていて、いまだに疑問に思っている事があります。それは、ギアチェンジの仕方(って言えばいいのかな?)って、どうすればいいの? ってこと。

スピードを上げるにはギア比を上げれば(フロントとリアのギア数の差を大きくすれば)いい訳だし、逆に上り坂ではギア比を下げればいい訳ですよね。これは当たり前。

ただ、フロントギアが2段、あるいは3段の場合、当然ギア比が交錯する組み合わせがたくさんある筈です。

右クランク前
フロントを大スプロケットから小へと落とした場合、そのままではギア比が下がり過ぎてしまう(負荷が軽くなり過ぎてしまう)ので、リアのギアを上げる必要がありますよね。

当然、逆の場合もあるわけで、このような際に、どのタイミングで、どのギアからどのギアへ変えればいいのかが、良く分からないんです。

今回、その疑問に自分なりに答えを出してみよう、という試みです。

まあ、私の場合は面倒臭い(よく分からない)ので、通常はフロント側を大スプロケットに固定しておいて、向かい風、追い風、あるいはちょっとした坂程度なら、リアのチェンジで対応しています。

そして、急な上り坂で “無理そう” な場合だけ、フロント側の小スプロケットを使う、といった具合です。多分、あまり効率的ではないんだろうなって思いながら。

ギア比(フロント÷リア)順に並べてみると

特に、このところメインにしているセンチュリオンは、元々がクロスバイクをロード仕様(ブルホーンバー)にしているからなのか、(1段ごとの)ギア比の変動幅が大きいんです。

フロントとリアのスプロケットの組み合わせは下表の通りですが、これだと、上記の様にフロントは大に固定してリアだけをチェンジしても、想定以上に軽く(重く)なり過ぎる場面が多々あります。

例えば、「48*16」で巡行していて、向かい風が強くなったので「48*18」にリアを1段落とすと、今度は軽くなり過ぎてしまい、少し走って「48*16」に戻すというシーンが頻発するんです。

ギア比3

それぞれのギアの組み合わせを、ギア比(フロントギア数÷リアギア数)順に並べてみたのが下の表です。

ギア変換21
表の下段の数値は、左隣のギア比との差を示しています。この数値が大きいほど、ギア比の変動幅が大きいということです。

例えば、「48*12」と「48*14」との間のギア比の差は「0.57」で、この中では最もギア比の間が開いている(急激に重くなる、あるいは軽くなる)ことになります。

アウター・ローとインナー・トップは斜めがけになってしまうので

逆に、ギア比間の差が小さいのは、(着色してある)「0.09」と「0.08」という2つの数値です。

この2つは、「34*11」と「48*16」との差(0.09)、「48*32」と「34*24」との差(0.08)ですが、「34*11」と「48*32」は典型的な “斜めがけ” ですので、これを除いたのが下表です。

ギア変換22
どうでしょうか、まあまあ滑らかに移動しているかなと。

アウター・トップ(48*11)側からギア比を下げていく3段程度は、それなりに大きな数値になってしまっていますが、フロント側の小スプロケットを使い始める「34*12」への変速から、(一ヵ所だけ突出していますが)大体 0.1~0.2 の間に収まっています。

この流れを見て分かるのは、アウター・トップ(48*11)からの4段と、インナー・ロー(34*32)からの4段は、それぞれフロントは固定したまま(大なら大のまま、小なら小のまま)、リアを変速してギアチェンジを行えばいいということ。

そして、それぞれ4段目から次の段に移そうとする時、フロントをチェンジする(大→小 or 小→大)と共に、リアの方を2段上げる、あるいは2段下げる必要があります。

2×9=18段中の14段を使うパターンの方がよりシンプル操作

ただ問題は、今、リアのどこにチェーンがあるのかが分かるのかどうかということ。インジケーターがあればいいんですが、無い場合は感覚頼りです。うーん、自分的には頼りないかも。

そんな不安もあって、更にもう一歩簡略化したのが下表です。

これは、アウター・ローともう一段(48*28)、インナー・トップともう一段(34*12)を使わない場合のギアチェンジの流れです。

その分、変速時のギア比の落差が(2ヶ所)大きくなりますが、ギア操作はシンプルになります。

今回のカセットスプロケットは9段なので、リアが丁度真ん中にある時(5段目)を基準に、そこから下げる(上げる)場合は、「フロント変速+リアを2段変速」という操作を “5回” 繰り返して、後はリアの変速だけという領域に入っていけばいいんです(言葉で表現するのが難しい)。

ギア変換23
別の言い方をすると、「2*9=18段」の内の14段を使おうとする時、前後の10段分はリアの変速だけで対応し、真ん中部分の4段分に関しては「フロントとリアを同時に変速する」 “入れ子” にすればいいんです。

言葉での説明は上手く出来ませんが、表を見てもらえればなんとなく理解はして頂けるのではないかと思いますが。

ただ、実際の場面で実践できるかは、また別の話ですけどね。

まあ、試してみましょう。

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