OLYMPUS PEN E-PL3 の使い方解説 (その5)

E-PL3 の大きな機能の一つである「ライブガイド」は、撮影モードが「iAUTO」と(あらかじめ設定することで)「P/A/S/M」の時に使えるという事と、その簡単な内容に関してここで説明しました。

ただ、言葉での説明だったので自分的にもいま一つピンとこなくて、ここで改めて撮影画像で「ライブガイド」の5種類の効果の違いを確かめてみたいと思います。

それぞれ「±0」から両方向へ7段ずつ調整可能なので、以下の写真は変化が分かり易いように両極端の調整で撮影しています。

色の鮮やかさを変える -- 【鮮やか ⇔ 穏やか】 -- ライブガイド(その1)

こういう素材なので特にそう感じるのかもしれませんが、鮮やか方向はイイ感じとしても、穏やか方向は白っぽくのっぺりとした感じになっています。

鮮やか&穏やか
彩度、コントラスト、階調などを調整しているようですが、「ライブガイド」の機能を使った状態では「スーパーコンパネ」が表示できないので、詳細な調整値は不明です(以下も同様)。

色合いを変える -- 【暖かい ⇔ クール】 -- ライブガイド(その2)

色温度、階調などを調整しているとのこと。電球色と蛍光灯色との違いみたいな感じかな。

暖かい&クール
色温度は、ろうそくの炎で 2000K くらい、昼光色蛍光灯で 6500K くらいになります。

明るさを変える -- 【明るい ⇔ 暗い】 -- ライブガイド(その3)

明るさは露出補正をメインに調整しているんでしょうねえ。

明るい&暗い
「色の鮮やかさを変える」と「色合いを変える」では、F値、露出時間、ISO感度はほとんど変化しませんが、「明るさを変える」では以下の通り大きく変化しています。

[明るい:f/1.8 露出時間 1/10 ISO 1600] [暗い:f/1.8 露出時間 1/100 ISO 500]

背景をぼかす -- 【背景をぼかす ⇔ 背景までくっきり】 -- ライブガイド(その4)

背景を「ぼかす or くっきり」は、この素材では表現できませんが、ぼかそうとするとぶれ易くなるのがよく分かります(結構暗めの環境なので特に)。

ぼかす&くっきり
自動的に設定された上の写真の撮影条件は以下の通り。

[ぼかす:f/1.8 露出時間 1/60 ISO 1600] ⇔ [くっきり:f/16 露出時間 1.3 ISO 500]

せっかくなので、もう少し効果のわかりやす素材で写してみました。

ぼかすORくっきり

動きを表現する -- 【動きを流す ⇔ 動きを止める】 -- ライブガイド(その5)

この効果も、動きの無いこの素材では違いを表現出来ませんが、これも良く見ると「動きを流す」方の写真はぶれてしまっています。

流す&止める
「動きを流す」方は、ISO感度を下げ、絞りを絞って(F値を上げて)、シャッタースピードを遅く(「動きを止める」方の 1/10 )しています。

[流す:f/3.2 露出時間 1/2 ISO 200] [止める:f/1.8 露出時間 1/20 ISO 640]

「ピクチャーモード」による仕上りの違い

ついでに、撮影モードが「P/A/S/M」の時だけ使える(というか、必ずどれかに設定される)「ピクチャーモード」による仕上りの違いも撮影画像で確認しておきましょう。

モードの種類は以下の6種類。

ピクチャーモード項目

「Portrait」と「モノトーン」はパスして、上から4つのモードで写したのが以下の写真。

ピクチャーモード4種
うーん、どのモードで撮影してもそれほど大きな変化があるわけではありませんが、「P/A/S/M」で撮影する限り、必ずどれかしらの設定で撮影するわけですから、あまり大きな変化があっては逆に困ってしまうのかもしれません。(写真はクリックで拡大します)

ただ、「i-Finish」に関しては、撮影を失敗したのかと思うくらい、他の3枚と印象が違います。手前側から太陽光に照らされているのに、「i-Finish」だけその感じが無くなってしまってます。

何度見返しても、他の3枚に生じている影が完全に無くなってます。「i-Finish」と「Vivid」との撮影間隔は15秒程度なので、この時だけ曇っていたということはないんですけどねー。

その一方で、青い屋根が一番青く発色しているのは「i-Finish」です。「撮影シーンに合った印象的な仕上がり」とのことですが、少なくともこの写真だけで判断すると使うのに躊躇うかも。

「Natural」は、「Vivid」と「Flat」の文字通り中間くらいかな。(個人的には)通常は「Natural」に設定しておくのが無難かもという気がします。

「P/A/S/M」では選べるけど、「SCN」と「ART」では固定の「ピクチャーモード」

何度も繰り返しますが、「P/A/S/M」モードで撮影する限り、必然的に「ピクチャーモード」のどれかしらで “仕上げ” られてしまうので、自分なりに確認しておくことをおススメします。

いま操作していて新しいことに気が付きました。ここで紹介している「ライブコントロール」あるいは「スーパーコンパネ」で行う機能の設定内容は、「P/A/S/M」モードで一つのようです。(例えば、「P」で「Natural」に設定したとすれば、「A」でも「S」でも「M」でも「Natural」となる)。

てっきり個別に設定出来るものだと思っていたけど、普通、そういう(どれも一緒)もんなのかな? なるほど、これの方が便利なような気もするし。

操作していて、もう一つ気が付いた事が。

「iAUTO」モードでは「i-Finish」に固定され、「SCN」モードでは「Vivid」に固定(シャープネス、コントラスト、彩度、階調の4項目は、選択するシーンによって微調整されてます)のようです。

撮影モードの中で唯一、「ART」モードだけは「ピクチャーモード」の影響を受けないようです。

次回に続く。


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