OLYMPUS PEN E-PL3 の使い方解説 (その9)

このシリーズも9回目となり、想定としてはラス前。

8回までで、主要な機能や使い方に関しては、そこそこ網羅し終わったかなと。今回は、小技だけど便利そうな機能や設定をいくつか紹介したいと思います。

虫めがねと4方向ボタン

「拡大オートフォーカス」機能

画面の一部を拡大してピント合わせが出来る機能。拡大することで通常のAFターゲット枠より小さい範囲でオートフォーカスすることが出来ます。

撮影状態で[虫めがね]ボタンを押すと、画面に黄緑色の拡大枠が表示されます。(直前にオートフォーカスでピント合わせをした場合は、その位置に拡大枠が表示)

拡大枠が表示されている状態で、もう一度[虫めがね]ボタンを押すと、拡大枠の部分が画面いっぱいに拡大されて表示されます。

倍率は、5倍・7倍・10倍・14倍の4段階。拡大倍率を変更するには、拡大枠が表示されている状態で[INFO]ボタンを押すと、左下に倍率数が表示されるので[4方向ボタン]の上下で変更。

もう一度[INFO]ボタンを押すと拡大倍率変更モードから抜け出すので、その状態で[虫めがね]ボタンを押すと、設定した倍率で拡大表示されます。

「MFアシスト」機能

「MFアシスト」機能とは、マニュアルフォーカス(AF方式の S-AF+MF、あるいは MF)の時にフォーカスリングを回すと、自動的に画像を拡大表示する機能。

この機能を使うには、[MENU]内部で「MFアシスト」を[On]に設定しておく必要があります。また、拡大される倍率は、上記項目の「拡大オートフォーカス」機能の倍率と連動しています。

各種「ブラケット撮影」機能

ブラケット撮影とは、自動的に設定を変えながら複数枚の撮影を行う方法です。このブラケット撮影は「P、A、S、M」モードでのみ設定可能です。

ブラケット撮影で自動的に変えられる設定は、以下の5種類があります。
  • AEブラケット撮影(AE BKT) → 露出量を変えながら
  • WBブラケット撮影(WB BKT) → ホワイトバランスを変えながら
  • FLブラケット撮影(FL BKT) → フラッシュの発光量を変えながら
  • ISOブラケット撮影(ISO BKT) → ISO感度を変えながら
  • ART ブラケット撮影(ART BKT) → アートフィルターを変えながら 
「AEブラケット撮影」では、[MENU]の中で補正量を0.3EV、0.7EV、1.0EVから、撮影枚数を2枚、3枚、5枚、7枚から選択(2枚では、適正露出と-補正 or +補正のどちらかを選択)。

単写モードではシャッターボタンを全押しする毎に、連写モードではシャッターボタンを全押し続けている間に、適正露出、-補正、+補正の順番で(2枚or3枚or5枚or7枚)撮影します。

露出補正を行っている場合、既に補正されている値を中心としたAEブラケット撮影となります。

「WBブラケット撮影」では色合い(ホワイトバランス)を変えながら、「フラッシュブラケット撮影」ではフラッシュの発光量を変えながら、「ISOブラケット撮影」ではISO感度を変えながら、それぞれ3枚ずつ撮影されます。

「アートフィルターブラケット撮影」では、アートフィルター毎に「On/Off」を施した複数の画像が順番に撮影されます。

「マイセット」を登録する

「P/A/S/M」モードでカメラ設定をあらかじめ登録しておき(4つまで登録可)、必要な時にカメラ設定を一操作で登録済みの値にする機能です。

先ずは、登録したい状態にカメラを設定します。その状態で[MENU]から入り、「リセット/マイセット」の中の[マイセット1]~[マイセット4]のどれかを選択し、[登録]すれば設定完了。

[登録]された設定を使うには、同じく[MENU]から入り、「リセット/マイセット」の中の目当ての[マイセット]を選択した状態で[OK]ボタンを押し、[実行]を選択し再び[OK]ボタンを押し、元の撮影状態に戻れば、カメラは[登録]されていた内容に設定されています。

私は試しに、「月をキレイに撮影する方法」を参照にさせて頂き、満月を撮る際のおススメ設定値「ISO400、F8.0、SS:1/800」を[マイセット1]に登録してみました。

これで、「今日は月が綺麗だから撮影しよう!」って時に、「あれ~、カメラの設定ってどうすればいんだっけ?」と、再びネットで検索して設定内容を確認する、なんて事が無くなりそうです。

低振動モード

「低振動モード」とは、シャッターボタンを全押しした後、シャッターが切れるまでの時間を設定できる機能です。カメラぶれを抑えた撮影をすることができます。

例えば、上の項目の[マイセット]で月を撮影しようとする時、三脚に固定出来れば確実なのですが、基本手持ちでの撮影を想定した設定値となっています。

とは言いながらも、望遠レンズで撮ることになるので、カメラの保持は出来るだけ堅固にしたい。そんな時、この「低振動モード」が役に立つのではないでしょうか。

シャッターを押した後、カメラを保持して息を止めてシャッターが切れるのを待つ感じ。設定は、「露出/側光/ISO」の中で、1/8秒、1/4秒、1/2秒、1秒、2秒~30秒まで設定できます。

ここで紹介した機能以外にも、ハイライト部/シャドウ部の明るさを変えて撮影するための「トーンコントロール」の設定とか、構図を変えながら、ピントと露出を別々に決めたい時などに露出を固定する「AEロック」といった機能等々、色々とあるのですが、個人的には取り敢えず不要かも、と。

次回、第10回目にして最終回。これまで紹介してきた機能・設定等を、使う場面を想定しながら、ざっくりとまとめながら振り返ってみたいと思います。


コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://55life555.blog.fc2.com/tb.php/763-474bce80

<< topページへこのページの先頭へ >>