自分でやるということは、隠れている問題を表に出すことなのね

一般的な形状の万華鏡を手に持って、穴から覗き込みながら、そこに見える映像を変化させようとする時、どういう行動をとりますか?

普通は、手に持った万華鏡を回転させますよね。

私も、それで何の問題もないだろうと、つい先日まで思っていました。自分で作ってみて、そこに大きな問題が潜んでいることに気がつくまでは。

チェンバーに具を入れる時、以前から気になっていたのは「どれくらいの量」を入れたらいいのかということ。

多すぎるとチェンバーの中で動き回るスペースが少なくなってしまうし、逆に少なすぎるとミラーの中に具のない空間が生じてしまうことになります。

という状況を踏まえて、ミラーが形成する三角形の頂点(中心側)を辛うじて覆い隠すくらいの量にする必要があるなと思っていたのですが、ところがどっこいでした。

映像の外周に具が無い!

映像的にはこんな感じになります。左側は、ミラーの三角形が正立(底辺が下にある)している状態で、右側は逆立ちの状態です。

正逆映像
右側の多角形の外周側に “色” が無いのは、そこに反射すべき具が存在していないため。

左右、それぞれどんな状況なのかを図にしてみました。赤点線内が具のある空間です。

具の配置
図の通り、ミラー三角形の3つの頂点は、胴体の円筒の内側に全て接しているわけではなく、底辺側の2点を接し、頂点側は胴体との間に隙間があります。

これは、ミラーの中を覗きこむとき、出来るだけ三角形の頂点に近いところ(すなわち、映像の中心に近いところ)から覗くようにしたいからです。

それは、覗く位置が底辺側に近づくほど、見える映像の歪みが大きくなるから。そして、覗き穴を円筒の中心にしようとすると、どうしても上のような配置になってしまうんです。

チェンバーだけを回転させていたので気がつかなかった

取り敢えず組み上げてみるまでこの問題点に気がつかなかったのは、チェンバーに具を詰めて、その出来具合を確認する際に、万華鏡本体ではなく、チェンバーを回転させて見ていたからです。

上の図で言えば、常に左の状態で覗き込んでいたことになります。電池のコードが邪魔で、そうやって見るしかなかったからですが、組み上げて電池コードもスッキリし、万華鏡本体を回転させて見られる状態になって初めて気がついたというわけです。

万華鏡本体を回転させることの弊害がこれだけなら、まだ何とか工夫の仕方はありそうな気がします。ミラーの位置を変えたり、具の量を調整したりで。

回転方法図解
ところが、もう1点あったんです。万華鏡ごと回転させる弊害が。

要構造変更かな?

何度も書いていますが、取り敢えず完成を目指しているのはオイルチェンバーです。このオイルチェンバー自体、まだ完成していないということもありますが、少なくとも現時点では具の動きが(すなわち映像の変化が)ダイナミックじゃないんです。

繰り返しますが、チェンバーを回転させていたので、この事にも気がつきませんでした。チェンバーを回転させると、例えば具は全く動かなかったとしても、ミラーとの位置関係が変わるので、映像には大きな変化が生まれます。

それが、万華鏡全体を回転させるとミラーと具の位置関係は常に固定なので、映像の変化は具の動きでしか生み出されません。

これがドライチェンバーだとしたら、(1番目の問題は残りますが)あまり気にする必要のない問題なんですけどね。本体を回すだけで映像はクルクルと変化していきますから。

うーん、困ったぞ。構造を変えて、チェンバーだけ回転できるようにしたいけど、これは結構大変。頭をかなり悩ませそうです。


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