ダイソーのパイプカッターを改造して太い塩ビパイプをカットする

最大対応パイプ径が28mmまでのダイソーのパイプカッターを、Φ42mmの塩ビパイプをカットできるように改造していく試みの第2回目。前回で構想はまとまり、今回は製作に取り掛かります。

パイプカッターを2つに切断し、アングルで再度1つに組み上げる

先ずは、パイプカッターの胴体を適当なところで金ノコにて切断し、再び固定するためのネジ穴を開けました。再組み上げイメージは下のような感じ。

組み上げイメージ

3mm×30mm×30mmのアングルに、上写真の形を維持するように穴を開け、ネジで固定。(アングルに変な切り欠きが入っているのは、手元の端材を使ったからで、意図的なものではありません)

組み立て完了

塩ビ管が歪んでしまってカットできないのは予想通りではあったけど

さて、取り敢えずパイプをカットしてみようかとトライしたのですが、塩ビパイプの肉厚が薄いため(約1mm)、パイプカッターの圧力に負けて楕円に変形してしまいます。

変形するパイプ
まあ、予想通り。きっとそうなるだろうなとは思っていたので特にガッカリはしませんが、この状態ではカットできません。

また、これはパイプカッター側に問題があるのではなく、塩ビパイプに原因があるので、キチンとした工具を購入したとしても同じように発生する可能性大です。なので避けては通れない課題です。

一番簡単な解決方法は、塩ビパイプの内側を何かで充填して、外側からの圧力に耐えるようにすること。

とは言え、塩ビパイプの内径にピッタリの物体なんて、そうそうは見つけられないので、近似径の塩ビパイプを買ってきました。

内側から保持
外パイプの内径40mmに対して内パイプの外径38mmと、その差約2mm。

約0.5mm厚の両面テープで0.2mm厚のプラシート(100均で買った商品のパッケージをカットしたもの)を貼ったら、微妙に隙間が残るけど、まあまあなんとかなりそうな感じに。

パイプカッターが簡単に外れてしまってカットできない

早速、塩ビパイプの内側にこのサポート材を差し込み、パイプカッターでくわえてカットしようと試みましたが、どうもうまくいきません。

塩ビパイプが大きく変形することは無くなりましたが、パイプカッターを持って塩ビパイプの周りを回転させようとすると、パイプカッターがどうしても外れてしまいます。

圧着側の2つのローラーの間隔が狭いので、大きな径のパイプに対しては外れやすくなるのは当然のこと。これは解決するのが難しいかなってパイプカッターをしみじみと眺めていると、あることに気がつきました。

圧着側のローラーの軸センターと回転刃の軸センターとがずれていました。

センターずれ
これでは、挟み込んだ塩ビパイプが簡単に外れてしまうのは当然のこと。

一度分解し、固定ネジの穴をヤスリで削り、両軸センターを一致させました。

センター合わせ

まだ課題(改善余地)は残るけど

修正したパイプカッターによる三度目の挑戦で、なんとかカットに成功。“なんとか” というのは、パイプカッターの精度に由来するもの。

塩ビパイプにパイプカッターを圧着し、その周りを回すと、一周して帰ってきたとき、スタートラインから外れてしまっています。要は、刃の通り道が歪んでしまって始点と終点が一致しない状態に。

カット成功

原因の一つは、2つの圧着ローラーの間隔が狭いという問題が相変わらず残っています。また、圧着ローラーの横幅の狭さも、進行ラインが振れてしまうという状況を生み出しているのでしょう。

更には、回転刃の軸精度も問題で、微妙に左右に振れる状態。

なので、通常なら何も考えずにパイプカッターを回していればいいのですが、この改造パイプカッターの場合は、事前にカットする線をパイプにケガいて、その線上を刃が通るように確認しながら慎重にカットしていく必要があります。

まあ、カット面はそこそこキレイな状態なので、取り敢えずは良しとしましょう。


コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://55life555.blog.fc2.com/tb.php/840-651296b8

<< topページへこのページの先頭へ >>