脳の働きなんて、まだまだ解らないことだらけだしね

自分の夢を実現するには、様々な障害を乗り越えていく必要がありますが、中でも一番大きな障害は、自分の心の中(あるいは頭の中)にあるセルフイメージなのかもしれません。

「私はダメだ」とか「私には出来ない」といった、自分に対する否定的なイメージです。

この否定的なセルフイメージが、あなたが夢に向かおうとする一歩を押し止めるわけです。「私なんかが頑張ったって、夢なんか実現するはずがないじゃないか」って。

あなたが「できる」と思おうと「できない」と思おうとどちらも正しい

もう何年か前に、イタリア半島を友人たちと一緒に自転車で縦断して、アマルフィーに行ってみたいという夢を思い描いたことがあります(いや、まだ諦めていませんよ)。

でも、その夢のことを書き綴りながら、「無理だと思うけど」って頭のどこかで囁く声が聞こえていたのも事実です。

アマルフィー海岸

しかしながら、この「否定的なセルフイメージ」という “障害” は実体のないもの、というのが前回のお話でした。極端に言えば、あると思えばあるし、無いと思えばないわけです。

ヘンリー・フォードの名言に、

『あなたが「できる」と思おうと「できない」と思おうとどちらも正しい』

というのがありますが、これも同じことです。あなたが、どう “思うか”、どう “考えるか”次第ってこと。出来ると思えば出来るし、出来ないと思えば出来ない。だから、どちらも正しいんです。

セルフイメージって、子供のころから少しずつ少しずつ育てて(?)来たわけです

どうせなら、「自分には出来る」って思った方が人生が楽しくなるし、夢も実現するからいいことずくめなのに、多くの人は(私も)「自分には出来ない」って思いから抜け出せないでいます。

これはもう仕方のないこと。「自分には出来る」って思いたくても、そこには何の裏付けもないし、そもそもそんな “自分” に慣れ親しんでこなかったわけですから。

一方で、「自分には出来ない」というセルフイメージの方はどうかというと、たぶん子供のころから何十年もずーっと一緒に人生を歩んで来たはずです。

最初は親や周りの人から言われ、それを些細な出来事や貧弱な体験で補強しながら、自分自身にもずーっと言い聞かせてきたことでしょう。「私には出来ない」って。

何十年もかかって築き上げた呪縛から抜け出すには、下手したら同じだけの時間が必要なのかもしれません。

いやいや、そんなことしていたら人生が終わってしまうし。では、どうするか? ってところから、前回の続きです。

「自分には出来ない」という否定的なセルフイメージを、肯定的なものに書き換えればいいだけなのですが、“書き換える” という言い方はニュアンス的にちょっと違うような気がします。

“書き換える” のではなく、“覆い隠す” イメージかも

「自分には出来ない」という長年慣れ親しんできたセルフイメージを、自分の中から消し去ることは非常に難しいのではないかと(個人的には)思います。

私のイメージとしては、「自分には出来ない」ってセルフイメージの上に、「自分にはできる」という新しいセルフイメージを覆いかぶせていく感じのような気がします。

図にするとこんな感じかな。

セルフイメージ図解
中心には、出来るとか、出来ないとか、なんのセルフイメージも持っていない「真の自分」(生まれたままの素直な自分)というものがきっとあるのでしょう。

その回りには、生きていく上での様々な経験や体験によって形成されてきた「殻」が被さっています。この「殻」が、自我であり、セルフイメージであり、また以前に触れた「偏見のメガネ」なのでしょう。

人によって、色も厚さも千差万別、人の数だけある「殻」です。

今のあなたが、もし「自分には出来ない」という「殻」を被っているのなら、その上に「自分には出来る」という「殻」を築いて、否定的なセルフイメージを覆い尽くしてしまえばいいんです。

言うは易い、行うは難し、ですよね。薄かったり、弱かったりしたら、すぐに綻びて、下から「自分には出来ない」が顔を出してくるのは見え見えです。

何しろ何十年にもわたって築き上げてきた強固な「殻」を封じ込めようというのですから、1回や2回、思い込んだからって、すぐに内側からの圧力に負けてしまいそうです。

崩れ去ろうとする新しいセルフイメージを、外側から支え、綻びを繕い、強固なものへと固めていく手段として有効なのが、上の図にも書いた「アファメーション」や「インカンテーション」というものです。

アファメーションとインカンテーション

アファメーション(Affirmation)とは、肯定的な「自分への宣言」とか「自己暗示」といったものです。一方のインカンテーション(Incantation)を直訳すると、呪文、魔法、まじない、となります。

アファメーションもインカンテーションも本質的には同じものでしょう。個人的なイメージだけで言うと、アファメーションを「静」とするなら、インカンテーションは「動」となるでしょうか。

アファメーションにアクションやポーズを加え、感情を込め、真に迫った心と体の状態で自分を肯定するような言葉を発するのがインカンテーションです。その意味では、アファメーションの強化版がインカンテーションという位置づけでしょうか。

例えば、「自分は自信に満ち溢れている」という言葉を、毎日何度も繰り返して自分に言い聞かせることで、「自分には自信が無い」といったこれまでのセルフイメージを覆い隠していくのです。

そして、「自信に満ち溢れた」自分を手に入れるのです。

なんとなく遠回りしてきたようにも思いますが、最初の「導入」で言いたかったのは、「脳は不思議な働きをする」ってことでした。

それも、自分の意図したこととはなんの関連も無く機能する場面が多々あるってこと。

アファメーションもインカネーションも、なんとなく胡散臭く感じたり、そんなんで効果あるの?って思う人もたくさんいそうですが、脳の不思議さを考えると、もしかしたら物凄い結果を生み出すかもしれませんよ。

自分のセルフイメージを変えていく効果的な手法が他に見つからないのであれば、騙されたと思ってやってみるしかないでしょ。いずれにせよ、やって損は無いわけですし。


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