円周長の違いに注意 → 実際にやったら、もっともっと要注意!

万華鏡の胴体として使っている塩ビパイプに、装飾用の革を貼り付けていきますが、前回は計算通りの大きさで1mm厚の山羊皮をカットしたところまできました。

革を水に浸し、湿ったままで貼り付けて固定する

今回は実際に貼り付けていくわけですが、ちょっと固めの革で、尚且つ巻き付ける方向と反対方向に巻き癖が付いているので、一旦水に浸して、この巻き癖を取り除きます。

革を水に浸し

本当は、一旦パイプに巻き付けて乾燥させ、順方向の巻き癖を付けてから、改めてパイプに貼り付けていくのが順当な手順なのでしょうが、お試し中ということもあり、面倒くさくもあるので、水を拭き取っただけ(まだ湿っている状態)で塩ビパイプに貼り付けてしまうことに。

貼り付ける手段としては、ボンドか両面テープかというところですが、革が湿った状態でボンドは使えません。

もちろん、両面テープでも接着できませんが、両面テープの上に巻き付けて固定しておけば、革が乾燥するに従って両面テープの粘着力が革に働きかけるのではないかと思います。

固定は、こんな感じでマスキングテープを使いました。

パイプに革

革の突き合わせ部分の処理は今後も大きな課題の一つ

パイプに革を巻き付ける際、突き合わせの部分の処理をどうするかというのも頭を悩ませていた課題の一つです。

取り敢えずは、最もシンプルな方法-- 突き合わせるだけ --でトライしてみようと、事前に合わせ具合を確認しておきました。

革の突き合わせ
細かいながら模様の入っている革なので、微妙に気にはなりますが、突き合わせ部分をしっかりと密着させれば、それほど目立つ感じでもありません。

ということもあり、前回、革のカット寸法を綿密に計算し、上の貼り付けにおいても、端面同士がピッタリと密着するようにマスキングテープで固定してあります。

もうちょっと大きめにカットしておけば良かったのかな?

で、どうなったかと言うと、失敗しました。

貼り付けて乾燥したら
上側にあるのは、先に1個だけやってみたやつです。丸一日乾燥させ、固定していたマスキングテープを剥がした時には、突き合わせ部分は密着していてイイ感じだったんですけど。

それから更に1日が経過したら、写真の通りに最大で1mm程度の隙間が開いてしまいました。革が更に乾燥して収縮していくにつれ、両面テープの粘着力に打ち勝って隙間が生まれたんです。

これを見て、それなら乾燥しきるまで固定用のマスキングテープを取らないで置いておこうと、2個目にトライしたのが下側のものです。

真ん中あたりは微妙に両端が接触しているように見えますが、端の方は上側のと同じように1mm近い隙間ができています。やっぱり、マスキングテープの固定では力不足だったようです。

実は、ここから更に2日ほど経過したら、下側のやつも上のと同じように、突き合わせ部分全体に渡ってキレイに1mm程度の隙間が出来上がっていました。

革の厚みによる円周差には、もっとキチンとした対応が必要だったようです

革寸法を決める際、革の表側の直径は50mmになり、この時の円周長さは157mmというのが計算値でした。ただ、少しは革も伸びるだろうと踏んで、154mmと3mm短めにカットしたんです。

これが敗因だったようです。もう1mm~2mm、長めにカットしておけばピッタリだったでしょう。

あるいは、革が乾くまでの間の固定方法がもっとしっかりしたものだったら、結果は違ってきたのかもしれません。あるいは、ボンド等でもっとしっかり固定していたら、これまた違う結果になっていたのかもしれませんが。

円筒や円柱に革などの厚みのある素材を貼り付けようとする時、例えば素材の厚みが1mmとすれば、円筒、円柱の径に関係なく、素材の内側(貼り付け面)と外側(表面)とでは6.28mmの差が生まれます。

ただ、円筒、円柱の径が例えば300mmといったように十分に大きければ、円周の長さ940mmに対する6mmとなるので、素材の伸びとかも大きくなり、相対的に影響が少なくなります。

それが今回のように、直径50mm、円周150mmそこそこの状況では、円周の内側と外側との寸法差の及ぼす影響をもっとキチンと考慮した方がいいということを、今回のトライで理解しました。

ま、これがトライ・アンド・エラーってことなんですけどね。


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