ブレッドボードは便利だ! -- いやいや、“仕様” とは気がつかず

ブレッドボードなるものの存在を知っていますか?

私自身、つい最近知ったのですが、電子回路を組み上げるのに、ハンダ付けが不要で、各パーツの足をボードの穴に挿していくだけでOKという非常に便利な汎用基板なんです。

ここで、メロディIC(基板)を使って回路を組み上げたのも、こっちでメロディIC(単体)を使って電子オルゴールを組み上げたのも、このブレッドボードを使ってでした。

ブレッドボードって本当に便利

ブレッドボードの仕組みはとてもシンプルで、最もオーソドックスなのは下の写真のようなものです。両側に配置されている穴の列(赤←→と黒←→部分)は内部で全て(片側ずつ)繋がっています。

ブレッドボード構造
また、縦方向に5個ずつ並んでいる穴(青←→)も内部で繋がっています(導通している)が、隣や下の段の青矢印の列とは繋がっていません(導通していない)。

この仕組みを使って、例えば[赤←→]側に電源の+側を繋ぎ、[黒←→]側に電源の-側を接続し、[青←→]を跨ぐように抵抗やコンデンサといったパーツの足を挿しこんでいきます。

穴に差し込まれた抵抗やコンデンサの足は、縦方向(オレンジ線)に “延長” された形になるので、その延長部分(の穴)を使って、他のパーツや電源と接続していくのです。

昔、電子ブロックなんてものが流行って、とても欲しかったのですが、高根の花で諦めた記憶があります。それと同じようなことが、このブレッドボードを使うことで、パーツ単位で出来るわけです。

いやいや、これは本当に便利。昔から電子工作に興味はあったのですが、その私の前にずーっと立ちはだかっていたのがハンダ付けです。

まあ、出来なくはないけど、下手をすると熱でパーツを壊してしまう可能性もあるって思うと、どうしても積極的に手を出してみようという気にはなりませんでした。

それが、このブレッドボードのお陰で障壁があっさりと取り除かれるんですから。

大きな回路を組みたくて、横長のブレッドボードを買ってはみたけれど

なんか嬉しくなって、このところ色んなパーツを買って、いろんなものを組み上げたりしていたのですが、調子に乗ってもう少し大掛かりな回路を組もうと、大きなブレッドボードを買いました。

大きなブレッドボード

上のやつの約2.5倍の大きさ。ここに回路図を片手に、回路を組み上げていきました。そして、いよいよワクワクしながらスイッチオン・・・・・ウンともスンとも言いません。無言の世界です。あれ~?

回路図を何度見直しても、間違いは見つけられません。こういう時、目に見えない電気というもので動く電子回路は、困りもんです。

それでも、色々と試していくと、どうも電源が繋がっていないような気がしてきました。

上で紹介したように、両サイドの一連の穴に+と-の電源を繋ぎ、そこから必要なパーツへ電源ラインを接続していったのですが、この両サイドの穴の左端と右端の穴の導通を調べてみたら、繋がっていません。うーん、不良品?

仕方が無いので、配置した全てのパーツを一旦取り除き、主に両サイド2列の導通を確認していきます。この時点で、「これは不良品!」という確信に満ちていました。

実は、先日作った「導通検査機」は、このブレッドボードの導通検査をしたいというのが最初の目的だったのです。

不良品ではなく、仕様だったようです

さて、検査をしてみたら、予想外の結果が。

両側の導通
こんな感じになっていました。両側とも、端から3セット、4セット、3セットの組み合わせで導通していたんです。要は、両側は1連の繋がりではなく、3つのグループに分かれていたんです。

うーむ。特価品を買ったのでパッケージも無く、当然なんの説明書も付属していなかったので、確認のしようがありませんが、ここまで規則正しいとなると、どうも “仕様” のような気がする。

ブレッドボードの片隅にあった型番「SYB-120」で調べてみたら、直接この製品の説明書ではありませんが、セットモノの付属品としての説明図を発見しました。

ブレッドボードSYB-120

検査結果とここまで一致するということは、どうやら間違い無いようですね。当初、「不良品だ!」って憤慨していましたが、どうやら私の知識不足が原因だったようです。

それにしてもなー、説明書もなにも無いしなーって、思う気持ちもありますが、ブレッドボードの両側の穴は “一連” だって固定観念を持っていたのも良くなかったのでしょう。

この結果に辿り着くまでそれなりに苦労したけど、また一つ知識が増えました。



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