革の端面を漉いて折り曲げる -- 自作専用工具が大活躍!

万華鏡の胴体として使っている塩ビ管に装飾として革を貼り付けていくのですが、端面の処理に苦慮しています。両端は隠す方法ができたのですが、突き合わせ部分は隠しようがなくて。

4個同時に製作しているので、それぞれ違う方法を試している最中です。やり方は以下の3種類。
革の貼り方左端は一枚の革を塩ビ管の周りにグルッと貼り付けて、切りっ放しの端面を突き合わせるだけという一番シンプルな方法。最初の2個はこの方法でやりました。

で、出来あがりはこんな感じに。

革を貼る6

うーん、まあ、それほど悪くはないけど、「これで完璧!」とは言い切れない出来。ただ、この方法でやる限り、これ以上大きな進展は望めないような気がします(って思っていたけど、この上から刻印で隠していく方法があるかもしれないなって、このところ思案中)。

革の切断線を内側に隠したい

残りの2つは複数の革を貼り合わせていく方法なんですが、突き合わせる端面は内側に折り畳んでみたいって計画していました。

革の端面を漉いて薄くし、内側に折り畳むという手法がレザークラフトにはありますが、それとは微妙に違います。折り畳むというよりも、折り曲げるだけです。

イメージ的にはこんな感じ。

端面折曲げ
革を漉く専用の工具が存在していますが手元にはないので、カッターで加工していきます。

手順としては、革の厚みの1/3~半分くらいのところに横からカッターの刃で切れ込みを入れます。続いて革の裏側から再び切れ込みを入れ、横からの切れ込みラインまでを切り離します。

残った部分を内側に折り曲げて、ボンドで接着して完成。

このために、(簡易)専用工具を作りました(って、胸を張るほどでもないけど)。こんなやつ。

端面加工専用工具

0.5mm厚の(15cmの)ステンレス定規にカッターの刃(0.2mm厚)を両面テープで貼っただけ。これで革の横からカッターの刃を入れていけば、表面から0.6mmのところに切れ込みが入る筈。

やる前に想像していた以上の加工のし易さに自画自賛

実際のやり方はこんな感じ。

横から刃を入れる

革の表側を下にしてカッターマットの上に置き、その上から定規で抑えつけます。革の横から工具を、これまたカッターマットに抑えつけながら、カッターの刃を革の厚みの中に挿しこんでいきます。

切れ込みを入れる部分は予めスポンジ等で湿らしておき、カッターの刃で切りながら少しずつ慎重に深く入れていきます(上の写真はかなり切り進んだ状態で、3mm以上刃が入っています)。

この時、気を抜いて革が浮いてしまったり、刃が下方向に傾いてしまったりすると、革の表面に刃が出て来てしまうこともあるので要注意(私は、やっちまいました)。

切れ込み作業が完了して、少しめくってみた状態。思っていた以上に簡単に、正確に、キレイに切れ込みをいれることができました。これは、結構イケてる手法かもしれません。

切れ込み完了

次回へと続きます。


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