革の端面を漉いて折り曲げる -- 厚めの革でもトライ

万華鏡の胴体として使っている塩ビ管に装飾として革を貼り付ける際、表面から革のカットラインを隠すべく、革の端面を漉いて薄くし、表革を内側に折り曲げるという加工をしてみました。

この手法で2個同時に製作している最中ですが、前回紹介した1個目に使った革は厚さ1.5mmの同じ色の革2枚です。2個目には2.3mmと結構厚手の革を使いますが、一周分に足りないので、2種類4枚の革を使ってデザイン要素を入れながら製作していきます。

特製漉き工具第2号で

基本的な手順は前回と同じで、先ずは特製自作工具で革の厚みの中へとカッターの刃を入れていきます。

ただ、今回の革が厚いせいか両面テープで固定したカッターの刃が、革の抵抗に負けて動いてしまいます。そこで、両面テープの貼り付け面積を増やすべく幅広のカッター刃に交換しました。

下の写真は、大体5mmくらいの深さで革の中へと刃を入れて、作業が完了したところ。

厚手の革も

いらんところをカットし、表側の革を内側に折り曲げ

残す表革と切り離してしまう裏革の間に、カットする際の下敷きとしてステンレス定規を入れ、上から押さえたプラ定規に沿って不要部分をカットしていきます。

切れ目に下敷きを

不要部分をカットしました。革が湿っていないとカッターで切った際に毛羽立ってしまうので十分に水分を含ませたはずなのに、革が厚いので中までは完全に染み透ってはいなかったようです。

不要部分カット完了

ここまでくれば後は簡単で、薄く残った表革を立ち上げ(折り曲げ)、両側から定規で押えてしばし我慢。ある程度の曲げクセが付いたら乾かしてからボンドで接着して加工完了。

最後の1枚は現物合わせで作っていきます

同じ工程を経て2種類4枚のパーツを加工し、順番に塩ビ管にボンドで貼り付けていきます。

残りの1枚を

Φ42mmの塩ビ管なので全周を覆うには計算上約132mm必要となります。細い赤っぽい革パーツの幅は16mmで、これを2枚。残りは100mmなので、キャメル色の幅広の革は50mm×2枚。

ところが最後の1枚、キャメル色の幅広革の必要寸法を実測したら60mmに。うーむ、10mmも誤差が出るとは。ただ、革厚2.5mmを足しての外周寸法は約148mmと16mm近く増加します。

ある程度の余裕を見ていたので特に問題はありませんが、微妙にアンバランスな感じに。まあ、じっくり観察しない限り分からない程度なのでそれほど気にはならないでしょう。

で、完成です。

7号機完成

これまた、前回のと同様まだまだ改善の余地はありますが、2色の革の配色含め、個人的には(初トライにしては)まあまあの出来かなって満足しています。


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