自在錐でセンターに穴の開いていない円盤を切り出す補助器具

自在錐を使って円盤を切り出すための補助機構ですが、ボール盤の設置もだいぶ落ち着いてきたので、いよいよ実際に試してみたいと思います。

少ないパーツで構成されていて、シンプルでいいなあ(自画自賛)

必要なパーツはこれで全て(と思っていたら、重要なパーツが抜けていたことに後で気が付きます)。自在錐のセンタードリルを外し、替わりにΦ8の丸棒を用意しました。

円盤切り出し補助治具

センタードリルの替わりに付けた丸棒の周りにスプリングを差し込み、内径10mmのベアリングに内径8mmのブッシュを嵌め込み、そこに丸棒を通す形でセッティング完了。

円盤試し切り

自在錐本体の回転は、押しつぶされたスプリングを通ってブッシュ(&ベアリングの内輪)へと伝わります。ベアリングの外輪は回転せず、押しつぶされたスプリングによって素材(今回は塩ビ板)を下へと押しつけて固定するように働きます。

ボールベアリングの外輪が回る筈がないんだけど

この状態でボール盤のスイッチオン。錐先は塩ビ板を円形に少しずつ切っていきますが、何故かベアリングの外輪が少しずつ回っています。あれー? 

その内に、なんか溶けているような臭いがすると共に、自在錐が下がらなくなりました。

ボール盤のハンドルを戻して自在錐を持ち上げてみたら、どうやらベアリングに嵌め込んだブッシュが素材の塩ビ板と溶着しているようです。

溶着したベアリング

ここでパーツが一つ足りなかったことに気が付きました。設計では、ベアリングの外輪が素材と接触した状態で、ベアリングの内輪は素材から浮くように、外輪にゴムのスペーサーを貼り付ける積りだったのに、それを忘れていました。

なので、外輪は素材に接触せず、内輪幅より少し長めのブッシュが上から押さえる力をすべて受け、塩ビ板との間に発生した摩擦熱で互いに溶けて溶着してしまったようです。

会心の出来!

ベアリングに合わせて2mm厚のゴム板のスペーサーを作りました。

ゴム円盤スペーサー


今度はOKでしょう。

今度はOK

実は、この自在錐用円盤作成器具ですが、板厚3mmまでカットできる設計なんです。なのに試しにカットしようと使った塩ビ板は3.5mmくらいあって、微妙に最後まで切り離せませんでした。

厚さ2mmのアクリル板で再挑戦。

結果はどうかと言うと、もう自分の才能に惚れ直すくらい完璧な出来でした。センターでしっかりと素材を押さえつけているので、手で保持する必要がほとんどいらないくらい。

いやー、本当に会心の出来です。アクリルの円盤もキレイに出来ました。

アクリル円盤カット

自在錐の両側の刃のセッティングにまだ習熟していないので、円盤と穴との間にドーナツ状の切れ端が出来るのですが、これが熱でグニャッとしています。

アクリルの円盤完成です。もちろん、センターに穴は開いていません。

アクリル円盤完成

円盤のカット面も熱で若干溶けていますが、この辺りはまだ工夫の余地がありそうです。


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