自分の葬式に参列した人達から、どんな言葉を聞きたい?

以前、インカンテーション(Incantation)に触れたことがあります。

インカンテーションとは、直訳すると、呪文、魔法、まじないといったことですが、わたし的にはアファメーション(Affirmation)の “強化版” みたいな感じで理解しています。

インカ?

アファメーションは、肯定的な「自分への宣言」とか「自己暗示」といったことですが、それにアクションやポーズを加え、感情を込め、真に迫った心と体の状態で自分を肯定するような言葉を発するのがインカンテーションなのかなと。

自分のキャラを変えたいって思ったことある?

例えば、自分のキャラ(性格)を変えたいと思った時(そう思う時って、少なからずありますよね?)、どうしますか。こんなキャラになりたいって思うだけで変われるのなら何の苦労も無いのですが。

山本周五郎の短編小説「わたくしです物語」に登場する忠平孝之助は、大役を任されると「尻込みをして隅のほうへくっついていて、さも居心地が悪そうにしていた」ような性格が、自ら次々と人の罪を被ることで変わっていき、そして成長していきました。

「君に届け」のサブキャラくるみちゃんは、失恋という出来事に出会って、“いい子ぶりっこ” から「歯に衣着せぬ物言いのキャラクター」に大変身しました。

以前に参加したセミナーでの、「あなたは “与える” 人なのか、それとも “奪う” 人なのか」という問い掛けを題材に、「自分はいつもエネルギーに満ち溢れている」とか、「わたしは出会った人にエネルギーを与える人だ」というアイデンティティーを持ってみませんかという話をしました。

これも同じことです。なるほど、そういう人になってみたいけど、でもどうすればなれるの?

自分の性格が嫌いで出来ることなら変えたいと思うけど、自分の価値観や考え方を根底から揺るがすような “人生の一大事” も体験していない(ある意味、幸せ?)私はどうすればいいのか?

結局、すべては「思い」から始まるんだと思います

上で、「思うだけで変われるのなら何の苦労も無い」って書きましたが、でも、一つの回答は、やっぱり “思うこと” にあるんだと思います。

「こんな自分になりたい」って “思う” ことがスタート地点であり、最低限必要なことなのでは。

ただし、そう思う “強さ” が問題かと。 どれだけ強く、そして継続的に思うことが出来るのか。

そして「強く思う」ことをサポートしてくれるのが、冒頭に紹介したインカンテーションなんです。アクションや感情と共に、その思いを心の中に刻み込んでいく作業です。

でも、どんな自分になりたいですか。出会った人にエネルギーを与えられるような人 -- こんな人になれたらいいなあ。明るく社交的でたくさんの友人に囲まれている人 -- これも悪くありません。

100人いれば、(そして細かく見ていけば)100個の「なりたい自分」があるんだと思います。

自分の性格が嫌で変えたいって人はたくさんいるかもしれませんが、では具体的にどう変えたいかと問われたとき、明確に答えられる人はそう多くはないような気がします。

どんな自分になれたら嬉しいのか。インカンテーションでどんな言葉を唱えればいいのか。

自分の葬式に出席してくれた家族や友人たちから、どんな弔辞を聞きたい?

セルフデベロップメント系のセミナーでよく出会うものですが、自分自身に以下のような問い掛けをしてみるのも一つの手段かもしれません。
  • 5年後、あるいは10年後の自分はどうなっていたいか。
  • 自分の葬式に出席してくれた家族や友人たちは、どんな弔辞を述べてくれるのか。
2つとも求める回答は同じようなものですが、敢えて言えば、「5年後、10年後・・・」とは近未来の自分の姿を想像し、「死んだ時・・・」の方は自分の人生を俯瞰して、みたいな感じかな。

お墓

「あれほど毎日を楽しそうに生きたあなたの人生、何の悔いもなかったと思います。今日、あなたと出会うことが出来たことに感謝する大勢の人たちがここに集っています・・・・・」

ああ、私は人生を楽しんで生きていきたいんだなとか、人に貢献して生きていきたいのかとか、実際にやってみると、心の中から色んな思いが溢れ出てきます。

普段は心の奥底にしまいこんであるあなたの “思い” を外に出してあげる。その思いを味わい、そして愛おしんでみるのも悪くはないんじゃないかなと。

もしかしたら、思いもしなかったような “心の叫び” を聞くことができるかもしれません。

毎度毎度書いていますが、最後は( or スタート地点は) “自分が欲しいもの” に行き着きます。 “自分が欲しいもの” を知ることなく、それを手に入れることは決してありませんから。

たまには、こんなワークにゆったりとした一日を費やしてみては如何でしょうか。


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