岸見一郎著 「嫌われる勇気」 -1- 誰でも変わることが出来る?

岸見一郎著「嫌われる勇気」のご紹介。

本当に久しぶりにこの手の本を買いました。たまたま目に留まって、Amazon で調べてみたら、なんか評価がものすごく高い。Amazon ベストセラー商品ランキングの本全体で「4位」です。

嫌われる勇気「ビジネス・経済」、「心理学」といった “分野” 別だと堂々の「1位」。カスタマーレビューが400以上あって、その内の約7割が「星5つ」って、かなり凄くないですか。

これは、私でなくても興味を惹かれるでしょ。

題名も、「中身はどんなんだろ?」って、ちょっと手に取ってみようかなって気にさせます。

それでも、通常の値段(1620円、最近の本って高いな!)だったら多分買わなかったでしょう。

買ったのは Kindle版(648円)があったから。

私の少し前のイメージだと、ダウンロード版って通常版に比べてほんの少しだけ安くなっているだけで、お得感が無いなって感じでしたが、いつの間にか変わってきていたんですね。

6割引なら買ってみてもいいかなって気にさせてくれます。

ただ、購入した本を Kindle で読むのには一苦労(私の事情が特別なんだろうと思いますが、途中で諦めました)したのですが、その話は最後にでもしようと思います。

「アドラー心理学」って、日本ではそんなにマイナーだったかな

本書は、「フロイト、ユングと並び『心理学の三大巨頭』と称される、アドラーの思想(アドラー心理学)を、物語形式を用いてまとめた一冊」とのことです。

アドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに、きわめてシンプルかつ具体的な “答え” を提示してくれるとのことで、期待は高まります。

一通り読んで(あるいは、読みながら)の正直な感想は、「ちょっと残念だったなあ」ってところかな。

この “残念” には色んな意味合いがあって、一つには自分の中の期待感を高め過ぎてしまったのが良くなかったなあ(期待との比較になってしまうので)と反省しています。

また、先に書いたとおり「世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠の一人」にもかかわらず、「日本国内では無名に近いアルフレッド・アドラー」なんて Amazon の説明に、新しい “知” に触れることが出来そうって(身勝手にも)思っていたら、実は知ってることばかりだったりとか。

もう一つ。「青年と哲人の対話」形式で話が進むのですが、この登場する「青年」が、どーもしっくりこないと言うか、なんと言うか。もう少し “ものごと” を知っていてもいいんじゃないかなって。

自分では知らない内に、色んな所でアドラー心理学を学んでいたんだな

なんとなく否定的な感じで書き出してしまいましたが、あくまで私個人の身勝手な、先入観と偏見に満ちた、表層的な感想に過ぎないので、そこのところはご理解下さい。

著者が伝えようとしていること(アドラー心理学)自体は、とても有益であり、分かりやすく書かれていて、その意味では Amazon での高レビューも十分に納得できます。

「実は知ってることばかりだった」なんて、さも物知りかのように書いてしまいましたが、逆に言うと、アドラー心理学が色んなところに浸透しているんだなって気付きもありました。

これまた正直に言ってしまうと、私がこれまで学んできた(この手の)ことは間違っていなかった(って言い方も変だけど)んだなって思いもあります。

なので、本書で語られていること(アドラー心理学)自体は、基本的には「そうだよなー」って頷くことばかりでもあるんです。

なので、今回は長めの前置きと短めの “さわり” だけで終わってしまいそうですが、自分の考えを整理しつつ、ちょっと何回かに分けてお伝えしていこうと思います。

人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる

さて冒頭、「私には理解不能な理想論を説いている哲学者をとっちめてやろう」って、一人の青年が哲人を訪ねて来るところから話が始まります。

青年曰く、「あなたは、人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれるという理想論を唱えているらしいが、わたしにとっては、いずれも到底受け入れられない議論です」と。

この出だしから、私はつまずいてしまいました。「人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる」なんて、別に理想論でも空論でもなく、いまや “周知の事実” だと思っていたから。

だって、それって「考え方」の問題だから。変われるって思う人は変われるし、世界をシンプルに見る人にとってはシンプルだし、私は幸せだって思う人が幸せなわけです。

哲人の答えも同じ(なんだと思います)。

「世界」が複雑なのではなく、ひとえに「あなた」が世界を複雑なものとしているのです。

人は皆、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいるということ。

このブログで何度も触れていますが、「人はみな『偏見のメガネ』をかけてこの世界を見ている」というのと同じことを言っているのだと理解しました。

この「偏見のメガネ」の色は、人それぞれ千差万別です。ある人には青く見えるものが、他の人には黄色く見えたり、赤く見えたりするのです。

シンプルに見えるメガネをかけている人にとってシンプルに見える世界も、複雑に見えるメガネの人にとっては複雑にしか見えないんです。

この “メガネ” こそがあなたの主観です。

グラス半分の水を見て、ある人は「もう半分しか残っていない」と思い、別の人は「まだ半分も残っている」と思うのは、違う色のメガネをかけてグラスの水を見ているから。

では、このあなたの主観である “メガネ” って何なのかと言えば、それは「考え方」。このブログで何度も引用させて頂いているアチーブメントの青木先生流に言うと、

 「事実は一つ、解釈は無数」

ってことです。

次回に続きます。


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コメント:
久しぶりにきてみました。
母子家庭で6歳の息子がいて、何も買ってあげられなかったんです。
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ただ連絡するだけで、あとはどうすればいいか指示してくれました。
借金を一括で全額返済できます。
絶対に知りたいという人だけに教えます。
知りたい人はemi_himitu@yahoo.co.jpまでメールください。
禁断の秘密を連絡してくれた人だけに教えます。
[2014/07/20 15:41] | yoshikazu #27Yb112I | [edit]
はじめまして。
ブログを拝見させていただきました。


『嫌われる勇気』読書会&講演会にご参加されると
より深く理解されるかと思います。
よろしければぜひご参加ください。

11月09日(日)13:30~
新大阪丸ビル新館 609号室 

noblesseoblige.co@gmail.com

http://www2.ocn.ne.jp/~cerulean/301.html
[2014/10/16 18:02] | アドレリアン #- | [edit]












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