初めてのスケッチアップ - (19)尺度ツールを使ってみた

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第19回。

前回、バスケットの内側をくり抜く際、底面の角Rに沿って抉ることが出来ないまま終了。

ま、これでいいんじゃね、って思う心と、微妙に引っ掛かる心とが入り乱れ、どうもスッキリしない。何かやる方法はないのかなって考えていたら、アイデアが降ってきました。

って大袈裟に言えるほどのアイデアではないんだけどね。

尺度ツールで原形より全周に渡って3mm小さい立方体を作る

考え方としては、外形の立方体に対して全周に渡って3mm小さい立方体を作り、それを元の立方体と重ね、更に上面を削除すれば、壁厚3mmのバスケットになるのではないかと。

先ずは移動ツールと[Ctrl]キーとで、原形となる立方体の複製を作ります。

バスケット2-4

複製した立方体を全周(高さは片側だけ)に渡って3mmずつ小さくします。

ここで使うのは、初登場の尺度ツール。選択したエンティティの尺度を変え、伸縮するためのツールです。

尺度ツールを選択し、ポインタをモデルの面に合わせるとその面が選択「可」状態になる(ドットで埋められる)ので、クリックすると黄色い枠で囲まれます。

下の図では対象の立方体をグループ化しているので、単一の面ではなく立体全体が尺度ツールによって選択されています。

黄色い枠には緑色のボックスがあります。これはグリップという名称で、どのグリップを選ぶかで伸縮の方向を選ぶわけです。

ここでは高さを変えたいので、正面の黄色い枠の中の下辺中央のグリップをクリックし、上へと持ち上げます。そして、右下の窓に0.9625と入力(80×0.9625=77mm)。

バスケット2-5

続いてタテヨコ方向を縮めます。[Ctrl]キーを押しながら、上面の辺の中央のグリップをクリックしすると、中心に向かって縮小されます(両側が中央に向かって縮む)。

ヨコ方向の際には0.9833(380×0.9833=374)、タテ方向では0.9769(260×0.9769=254)をキーボードから入力し、全周3mmずつ縮小します。

バスケット2-6

尺度ツールは、もう一度どこかで極めてみたいな

正直、この尺度ツールの扱いには苦労しました。

多分、辺中央のグリップではなく、角のグリップを選択すれば、タテヨコ同時に伸縮できるんだと思いますが、全般的に “よく分からない” 状態で、上の説明も微妙にいい加減です。

使い方を学びたかったので敢えて使ってみましたが、実際には3mm小さい立方体をもう一つ1から作った方がよっぽど楽でした(実際にやってみました)。

例えば直方体のようなタテヨコ高さが同じ形状のものを、全体的に均一に小さくしたいといった場合には、この尺度ツールが有効なのでしょうが、今回のような場合には不向きかも。

(ただ、単に扱いに慣れていないだけで、もっと馴染めばとても有効なツールだと思うので、どこかでもう一度トライしてみようと思います)

さて、3mmずつ小さくした立体を、元の立体に重ねていきます。上面はピッタリ位置に、そして上下左右は3mmの間隔で位置決め。

バスケット2-7

位置が決まったら、内側の図形の上面を消去します。すると、見事に内側が開きました。

バスケット2-8

前後に手を入れる穴を開け、内側と外側を塗装して、バスケットの完成です。

バスケット完成

初めてのスケッチアップ -(18)オフセットツールと断面図

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第18回。

前回からだいぶ間が開いてしまいましたが、今回は、前回完成した角Rを付けた立方体の内側をくり抜いてバスケット形状を作っていきます。

オフセットツールで全周内側3mmのところに線を引く

今回初登場するのは、オフセットというツール。平面上にある線を選択し、その線の形に合わせて内側、もしくは外側に等幅の線を描くためのツールです。

オフセットツールを選択し、ポインタをモデルの面に合わせるとその面が選択「可」の状態になるので、クリックしてマウスを適当に動かします。

すると、平面の内側に選択している平面の外周の辺と等幅の線が出て来るので、右下のウィンドウにキーボードから3と入力すると、外周から内側に3mm小さい枠が描かれます。

バスケット2-1

ここで、2重線の “内側” の面をプッシュ/プルツールで選択し、下へと押し下げていきます(この時、立方体は「分解」された状態でないと、これが出来ません)。

立方体の高さは80mmなので、プッシュ/プルツールで押し下げる寸法は70mmを入力しました。

バスケット2-2

バスケットの内側と外側を、ペイントツールを使って違う色の模様で塗って完成。それらしく出来たでしょ。

バスケット2-3
ここで賢明な諸氏なら気が付いたと思いますが、ここにはゴマカシがあります。

立方体の高さが80mmで、厚みを3mmとするなら、プッシュ/プルツールで押し下げる寸法は77mmではないのか? また、バスケットの内側の底が内Rになってないけど?

そう、外側が角Rになっている部分の内側は、プッシュ/プルツールで抉ることが出来なかったんです。なので、途中で止めたんです。

図形の断面を見るためのツール

どういう状態なのか断面を見てみたくなりました(ま、想像はつくけど)。

立体の断面を見るツールを探したら、見つけました。

メニューバーの「表示」→「ツールバー」でクリックすると、ツールバーの選択画面が出てくるので、「断面」にチェックを入れます。

すると、ツールバーの右端に新しく3つのツールアイコンが追加されました。

断面ツール

作業ウィンドウに戻り、3つのツールアイコンの内の左端のアイコン(断面平面ツール)をクリックし、ポインタを動かすと断面方向を示す枠が出てきます。

ポインタの位置によって、出現する枠(の色)は3種類。それぞれ、図形の基準線(xyz)の色(緑青赤)に対応し、基準線に直行する面が同じ色になります。

断面3色

今回は、正面方向(z軸方向)の断面を見たいので、赤枠の位置でマウスをクリック。

断面赤

すると、今度は断面位置を表すオレンジ色の大きな枠が現れます。

断面移動矢印

この断面位置を表す枠は、移動ツールで動かすことが出来ます。移動ツールを選択し、ポインタを枠の位置に動かしてくると、枠が青色に変わるので、そこでマウスをクリック。

断面移動OK

これで断面位置を表す枠を動かすことが出来るようになったので、好みの場所に移動。

そして出てきた断面図がこちら。想定通り、底板の厚さは10mmありますね。

バスケット断面

うーむ、やっぱりこれは何とかしたいなー。次回、こいつにトライしてみましょう。


玄関アプローチのレンガ剥がれを補修(してもらう)

玄関ポーチのレンガの何枚かがグラグラと剥がれそうだったので、1枚引き抜いてみたら次から次へと剥がれて、結局こんな状況に。

玄関レンガ補修-01
見て分かる通り、まだ固定されている奥側のレンガの下も、コンクリートの間に大きな隙間が開いてしまっている。

これを補修するのは結構大変そうなので、今回は見て見ぬふりをして元に戻しておこうかと思ったんだけど、一緒に見ていた甥っ子が「僕がやるよ」って。

それならと、ホームセンターに必要な工具を買いに行ってきました。

買ったのは、グラインダーとダイヤモンドカッター。

玄関レンガ補修-03

こいつでレンガ側に残ってしまっているコンクリートの残骸を削り剥がしていきます。

玄関レンガ補修-02

物凄いホコリ。外に出れずに、玄関の内側から窓越しに撮影。

玄関レンガ補修-04

ここまで丁寧にやる必要があるのかなって思うくらい、地道に、そして綺麗に作業完了。

玄関レンガ補修-05

コンクリートの土台の隙間を埋めつつ、剥がしたレンガを元に戻すためのセメントも買ってきました。水を加えるだけでOKな、速乾タイプのインスタントセメント。

玄関レンガ補修-07

土台にセメントを乗せ、レンガ側にも盛って、両者を接合。途中経過を見ていると、これで綺麗に出来上がるのかなって不安に思っていたんだけど・・・・

玄関レンガ補修-08

そして、作業完了後の姿がこちら。素晴らしい。本職、顔負けの出来上がり。

玄関レンガ補修-06

わたしも大概のことは上手く出来るって自負してるけど、今までの経験から言えば、コンクリートを扱うのは最も苦手としている作業の一つ。

私がやってたら、ここまで綺麗に仕上げることは絶対出来なかったと思うので、感謝感謝。


スケッチアップで作業テーブルを設計してみた

ツツジの生け垣の一部を伐採して、少し広がった作業スペース(兼自転車置き場)に設置するための作業テーブルを設計してみようと思います。

スケッチアップの使い方の練習用題材としてもピッタリだし。

先ずは天板を作ります。大きさは、厚さ15ミリのベニヤ板で1800×450mmの大きさとします(奥行きを600mmにするか、450mmでいいかは、まだお悩み中)。

作業テーブル-1

テーブルの天板下の高さを700mmと設定し、天板を700mm持ち上げます。

作業テーブル-6

持ち上げた天板を引っくり返し、天板の上に(裏側に)SPFの2x4材(89×38mm)で長さ700mmの脚を立てます。

作業テーブル-2

最初の脚を移動ツールでコピーし、全6本の脚を立てます。

作業テーブル-7

天板の補強と足の保持を兼ねて、脚の間に同じく2x4材で梁を通します(手前側は引き出しを設けるので、2x4材を横にして固定)。

作業テーブル-3

工具等を入れる引き出し(適当なサイズのバスケットで代用予定)用の棚板を設置。

作業テーブル-8

更に脚の途中にも同じ2x4材を使って補強用の梁を通します。

作業テーブル-4

天板のベニヤ板の上には、厚さ3mmのゴム板と、厚さ3.2mmの鉄板を敷き詰めます。

作業テーブル-10

引き出し用の棚板にバスケットを置いてみました。このバスケットは、「初めてのスケッチアップ第18回」で作ったバスケットをコンポーネントとして登録したものです。

作業テーブル-9

細部はもう少し詰めていく必要があるけど、イメージとしては完成。


障子紙の張り替えには絶対ロータリーカッターを使うべし!

障子がボロボロ。少し前、雨の日に窓ガラスを閉め忘れたようで、雨に濡れた桟から染み出たもので変色も加わり、そろそろ限界のようです。

ボロ障子

お風呂場で古い障子紙を剥がし、新しい障子紙と障子のりを買ってきました。

障子張り替え準備

この障子のり、以前は容量の大きなボトルのものを買っていましたが、使い残した糊が微妙に固まって小さな粒になり、それが出口を塞いでしまうという事態に遭遇。

それ以来、1回で使い切ってしまうような小さな容器のものを、作業の度に新しく買うようになりました。

障子のり

その他に用意するのは、定規とカッター。特に障子の張り替えの際に使うカッターは、刃が円盤状のロータリーカッターを使うことを強くおススメします。

障子カッターと定規
普通のカッターだと、どんなに切れ味の鋭いカッターだとしても、糊で湿った障子紙をキレイにカットしていくのは至難の業。どうしても障子紙が簡単に千切れてしまうんです。

さて、新しい障子を張っていきます。

障子紙を買うと、障子紙の端を木枠に固定するための小さなテープ片が入っていると思いますが、今回はそれを使わずに、網戸の張り替え用に買ってきた網戸クリップを使います。

クリップで固定
この網戸クリップ、買って正解でしたね。テープだと、後で剥がすという手間が入るけど(これが結構面倒臭い)、クリップなら一瞬で外せますからね。

桟に糊を塗布していきます。特に深く考えず、チューブから糊を押し出しながら “適当” な速さで動かしていくと、 “適当” な量の糊が桟上に塗布されていくはず。

障子のり付け

障子紙のロールを持ち上げ、ピンと張りながら糊を塗布し終わった桟の上に障子紙をそっと下ろしていきます。

障子張り

あとは定規を押し当て、ロータリーカッターで余分な障子紙を切り落としていけば完成。

障子張り替え完了

枚数が多いとそれなりに手間と時間が取られますが、作業自体はとても簡単(カッターさえ、キチンとしたものを使えば、ね)。

その苦労も、美しく仕上がった障子を見ると、大きな(自己)満足感へと変わります。

障子張り替え完了2

いや、自分の作業の結果として綺麗になった障子って、結構満足感を満たしてくれる筈。


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