白い革でカメラ用リストストラップを自作(2) -- 形を作る

カメラ用リストストラップですが、前回白の表革と茶の裏革とを貼り合わせたストラップ胴体の接着剤も固まったので形を整えていきます。

先ずは、胴体の両端に飾り(兼補強)用の革を重ねて貼ります。実は、手間を省いて白一色で済まそうと思っていたんだけど、どうもやっぱり “締まり” が無くて。

これも木工用ボンドで接着。

両側に飾り革

胴体の両端は、最終的にまとめて縫い合わせることになるので、両端の縫い穴がずれないように、この飾り用の2枚の革の同じ位置に(貼り付ける前に)縫い穴を開けてあります。

飾り革

接着剤が固まるのを待つ間、外形カット用の型紙を製作。型紙には、カット端から内側2.5mmの位置に、4mmピッチの菱目打ちで縫い目用の下穴も開けてあります。

型紙

胴体部に型紙を貼り、デザインカッターでカット。寸法的には、全長380㎜、太い部分の幅が25㎜。そして、細い部分は17mm(穴ピッチ4mm×3+2.5mm×2)。

カット

ところで、白い革の上に型紙を貼るのに使ったのはスコッチの塗装用マスキングテープ。このテープが本当に素晴らしいんです。

マスキングテープなんて100均ので十分って思ってたのが、クルマの補修の際に一度これを使ってみたら、その使い易さの虜になってしまいました。

3Mマスキングテープ
以前、同じような作業で、両面テープを使ったら、両面テープの糊が革側に残ってしまい、それを取り除くのに結構苦労した記憶があります。

今回は、このマスキングテープに型紙を両面テープを使って貼り付け、それを革に貼り付けるという面倒くさいことをやっています。

なので、革と接触しているのはマスキングテープの糊面です。そして、カットが終わって剥がす時には、スッキリきれいに剥がれて、本当に気持ちがいい。

必要十分な粘着力がありながら、剥がそうと思ったときには簡単に剥がれる。これを素晴らしいバランスで両立しているマスキングテープなんです。

さて、話が横道にそれましたが、カットし終わった胴体革の周囲に、型紙から写し取った縫い目穴に合わせて、4mmピッチの菱目打ちで穴を開けます。

ハンドストラップ形完成

これで、リストストラップの基本形が完成です。

次回、革のコバを磨いてから全周を縫って完成予定です。


白い革でカメラ用リストストラップを自作(1) -- 素材集め

値段とマクロモード搭載に惹かれて、オリンパスの 12-50mm/F3.5-6.3 というズームレンズを買ったら、このマクロモードで花とかを撮影するのが楽しくて。

でも、低い位置の花を撮影しようとすると、LUMIX DMC-GM1の固定された液晶画面ではちょっと不便に感じ、久しぶりにオリンパス PEN E-PL3 を引っ張り出してきました。

そしたら、いつの間にかリストストラップが結構ボロくなっていた。

旧ストラップ

せっかくなので、久しぶりにリストストラップを自作してみようと思います。

E-PL3 の本体カラーがホワイトなので、白い革を使ったリストストラップにしよかと。白だと汚れが目立ちそうだけど、でも色を揃えてみたくて。

ハンドストラップ1
手首が当たる内側には茶系のヌバックを使うので、共に30mm幅でカット。

カメラに取り付けるナイロン製のベルト部は、ボロくなってしまったストラップから取り外して再利用します。

そして、こんな時のために役立つんではないかと買っておいたのが「シームリッパー」という商品。縫い目の糸を簡単に切るための道具です。

シームリッパー

U字形になっていて、U字の底の部分が刃になっています。U字の片側の長い方の先端を縫い目に差し込んでいくと、簡単に切れていきます。初めて使ったけど、こいつは便利だな。

シームリッパーで

取り外したナイロンベルトを、ヌバックの片端に縫い付けました。

ハンドストラップ2

これを木工用ボンドで表側の白い革と貼り合わせていきますが、その前に2枚の革の間に挟み込む “骨” を作ります。

LUMIX DMC-GM1用のリストストラップも自作しましたが、使い続けていて何よりも良いアイデアだったなって実感しているのは、この “骨” の存在なんです。

この “骨” があるお陰で、ストラップが潰れることなく常に開いているので、手首を入れるのがとっても楽なんです。

骨に使うのは0.1mm程度の薄いプラスチックの板で、前回は適当なプラ板があったので良かったのですが、今回は思うような素材が手元にない。

何か使えるような素材はないかと部屋の中を見回していたら、目に入って来たのは炭酸が入っていた1リットルのペットボトル。

ペットボトルを

これの胴体部分をカットして骨を作りました。

形状保持材

それを両面テープで表側になる白い革の裏側に貼り付け、

形状保持材を両面テープで

ナイロンベルトを縫い付けたヌバックの裏革で挟み込むように木工用ボンドで貼り合わせ。

裏表を貼り合わせ

接着剤が乾くまで一晩待って、次回へと続きます。


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3本のタブを同時に持ち上げるために作ったアームは、その機能を十分に果たしてくれ、作業過程では凹みも結構持ち上がっているように見えるんだけど、外れると元に戻っちゃうんだよね。

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ホットメルトは熱を加えると溶けるので、それを物体間に塗布することで両者を固定するのだけど、環境温度が高いと(例えば夏場だと)ホットメルトが完全に固体化しないような気がする。


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オーニング用シートでボール盤のカバーを作ってみた

ここ数年で色んな電動工具を買ったけど、作業の効率化に最も貢献してくれたのは卓上ボール盤だと思う。電動ドリル1つで作業していたころとは雲泥の差。

ボール盤

卓上ボール盤は屋外に設置してあるんだけど、設置の際に100均で買ってきた自転車カバーを素材にして、この卓上ボール盤用のカバーを作りました。

が、ご覧の通り経年劣化でボロボロの状態に。

ボロボロカバー

ということで新たなカバーを作り直そう思い、100均にて素材になりそうな商品をアレコレと物色したのですが、どうも「これっ!」ってのが見つからない。

使っていない小さなレジャーシート(90cm×60cm)を2枚つなぎ合わせて作ろうかとも思ったんだけど、2枚を接合していくのが(素材的に)ちょっと面倒くさいかなと。

結局、何年か前に100均で買ったまま使わずにしまってあったオーニング用のシートを使うことに。ただ、これも小さい(80cm×70cm)ので2枚を繋ぎ合わせて使います。

先ずは、2枚の両端同志を麻糸で縫い合わせて筒状に。

オーニング2枚で筒状

出来上がった筒状のものの片側を(ボール盤の外形形状に合わせて)縫って閉じていきます。素材自体が隙間だらけなので、縫っていくのは簡単(面倒臭いけど)。

オーニング2枚で

完成したのでボール盤に被せてみました。

ボール盤カバー完成

正直、あまり美しくないけど、取り敢えず完成。

ただ、生地の目が詰まっていないので、小さいホコリみたいなのは内側に侵入してくるでしょうね。ちょっと気にはなるけど、あまり酷ければまた対応策を考えましょう。



「ウッドデッキを作りたい」⇒ 花壇に方向転換?

裏庭の斜面にウッドデッキを作ってみようかと思い、いろいろ企んでいたのですが、完成したイメージ図を見たら、「ちょっとこれは無理かも」って気になってしまいました。

ウッドデッキ正面

この本数の脚を、土台のコンクリート含めて作り上げていくのかと考えると、気が遠くなりそうです。平地ならまだ何とかなりそうな気もするけど、何しろ斜面ですからね。

また費用を算出してみると、材料費だけで50~60万円くらいはかかりそうな感じなので、ここまでお金をかけてしまうと、途中で「止ーめたっ」ってことも許されないし。

気持ち的にはすっかりへし折れてしまいました。

そらなら、もう少し安く簡単に出来そうなものってことで、今度は階段状の花壇に方向転換し、取り敢えずイメージを描いてみました。

スケッチアップを使えば、この程度の花壇なら楽々

上から見たところ。ざっくりとだけど、全体の大きさは4m×3m。

裏庭花壇1

1段の幅は50cmで、それが6段で3m。段差は、1段30cmとして、5×30cm=1.5mの高低差。各段の両側にはアクセント的にレンガを配置してみようかと。

裏庭花壇2

ちょっと寂しいので花を植えてみました。

裏庭花壇4

このイメージ図の作成に使ったのも、ウッドデッキの際にも使ったスケッチアップというフリーの3次元モデリングソフトで、使い慣れて来るとこれくらいは簡単に描けます。

花壇に植えた花は、インターネット上にあるコンポーネントで探してみると、大きさや種類も様々あって、簡単に賑やかで美しい花壇が出来上がりました。

裏庭花壇3

裏庭の写真と合成する際に、微妙にパースが揃っていなくて違和感を感じなくもないけど、あくまでイメージなので、判断するにはこの程度で十分かなと。


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