fc2ブログ

ファスナー加工用の治具2種類

最近あれこれと作っている丸型コインケースに使う3号ファスナー用の治具を2種類製作。

一つ目は、メートル売りのファスナーから10cmのファスナーを切り出すための治具。

これは見た通りシンプルなもので、必要な長さでカットし、両側の不要なムシを外すため。

ファスナーちょう10cmガイド

二つ目は、ファスナテープの両サイドに接着剤を塗布するための治具。

100均で買ってきたプラ製の定規に、厚さ0.7mmのPPシートを巾3mnでカットし、それを間に4mmの空間を設けながら2列に接着(この4mmのスペースにムシをセットする)。

ファスナー接着剤治具仕組み

ムシをセットする側の反対側には、革を貼り合わせて浮かすようにしました。

接着剤治具横から

治具を使って、先ずはファスナーの片面に接着剤を塗布していきます。

ファスナー接着範囲治具

続いて、ファスナーと治具の向きを変え、もう片面に接着剤を塗布していきますが、先に塗布した接着剤はまだ乾いていないので、ここで定規の片側を浮かしたことが活きてきます。

ファスナー接着範囲治具逆

ファスナーの両側に接着剤の塗布完了。

ファスナー接着剤塗布

もちろん、「ファスナーの長さ10cm、接着剤の塗布範囲はファスナーの中央10mm範囲の外側」、という仕様に合わせた治具なので、仕様が変われば使えなくなるのだけどね。


ツノダの喰い切り EN-115からEN-165Sにサイズアップ

この喰い切りを買ったのは約3年前。

喰い切り小

こんな風にファスナーの長さ調整の際に務歯(ムシ)を取り外すために使います。

小でムシ

でも、それなりに力がいる。

上の写真のファスナーは3号だけど、これが5号ともなると結構な力で握る必要があり、1度に複数個の務歯を切ろうとすると「うっ、無理かも」と。

そして「バチンッ」って切れるので、破片が飛び散るんです。

ということで、もう少し楽に作業をしたいなと、新しい喰い切りを購入。

喰い切り大

握り部が長く、支点から刃先までの距離も短いので、力が刃先に効率的に伝わる。

大きさ比較

もちろん、刃自体も頑丈そうだし、いかにも切れそうです。

刃先

実際に作業してみると、4個の務歯を楽々とカット。ヌルっとまでは言わないけど(務歯1個、2個くらいならヌルッといける)、パチン程度で終了。

大でムシ

ファスナーの長さ調整作業完了。

長さ調整完了

1度に複数個の務歯を取り外せるので、作業効率も上がるし、結構良さそうです。


丸型コインケース試作5号(緑)--(3)完成

前回の続き。

ファスナー周りを六花のカクタスという緑系の糸で縫ったのだけど、ちょっと明る過ぎるかな。もう少し暗めの緑系の糸が欲しいな。

ファスナー縫製完了

ファスナーを閉じると、丸型コインケースの形が見えてきます。

底接着前

続いて、この開口部を接着。

底接着

そして、縫いあげて、コバを仕上げれば、ほぼ完成。

底縫製完了

前回のファスナー用治具のところでも軽く触れたけど、(今回に限ったことではないけど)ファスナーテープへの接着剤の塗布範囲が難しい。

内側過ぎると(縫ってはいても)ファスナーテープから革のコバが浮く感じになってしまうし、ムシ側へ迫り過ぎると、今度は乾燥後の接着剤が汚らしく見えてしまうし。

底縫製完了ファスナー側

そして最後の作業は立体成形。

内側から水で湿らせてから木型を押し込んで乾くのを待ちます。(下側が部分的に黒くなって見えるのは、内側から水分が染み出してきたもので、これが乾くのを待ちます)

立体化

1.5mmの革で作った4号と並べて。

4号5号比較

革の厚みというより、革の質の良し悪しが前面に出てきてしまったので、比較し辛い。


丸型コインケース試作5号(緑)--(2)ファスナー取り付け

前回の続き。

うーん、やはり元の革の質が悪かったようですね(昔買った革なので詳細を忘れている)。

型紙でカット

ファスナー取り付け部の外周に捻を入れて磨き、その内側に縫い穴をあけました。

ファスナー縫い穴

ファスナー取り付け治具の改良版登場。

ファスナー治具改良

両面テープに張り付いたファスナーを(縫製後に)剥がすのに苦労するので、ファスナーのムシが来る部分の両側に薄いプラスチックの板(巾3mm)を貼り付けました。

ファスナー用治具改で

両側のプラ板が作る溝にファスナーのムシを落としこむ形になることで、ファスナーの位置決めも楽になるし、両面テープにくっつくのはムシだけになるので、剥がすのも楽になる。

治具の両側に胴体となる革をセットし、ファスナーを接着剤で固定していきます。

治具でファスナー接着

接着が乾くのを待ち、治具から引き剥がしたところ(だいぶ楽に剥がれるようになった)。

ファスナー接着内側

もう少し試行錯誤(ファスナーテープ側の接着剤の塗布範囲とか)が必要かとは思うけど、このファスナー用治具は "イイ仕事" してくれます。

ファスナー接着完了

次回で完成予定。


ファスナーの引手をDカンに交換する(引手はまだ無い)

丸型コインケースを作るのに、10cmのファスナーを使うと(面倒な)長さ調整が不要なので便利なんだけど、引手が持ち難くてファスナーを開け難い。

ファスナースライダー1

そこで、一つの手段としてD環を付けて、引手も革で作ろうかと思案中。

ってことで、先ずはD環を買ってみた。

D環

手元に100均で買ったファスナーから外したスライダーがあるので、試しにこれの引手(玉)を外し、代わりにD環を付けてみようと思います。

ファスナースライダー2

D環も、種類によっては途中の継ぎ目部を開閉して取り付けるタイプもあるけど、YKKのこのD環は一体型(継ぎ目が無い)ので、スライダー側の隙間を喰い切りで広げます。

喰い切りで

交換完了。

引手交換

やる前に想像していたよりも簡単に交換出来たので、あとは "引手" を作るだけだな。


<< topページへこのページの先頭へ >> 次のページへ >>