fc2ブログ

レザークラフトで型紙を押さえるための文鎮のお話

文鎮のお話。

文鎮と言われて思い出すのは、小学生の頃のお習字の時間。

そんな文鎮の2本セットを買いました。

文鎮箱

単なる鉄の塊にニッケルメッキをしたもの。サイズは20mm×20mm×100mmで1本の重量は約300g。そこそこ重い。

文鎮2本組

文鎮なんて鉄の塊なんだからもっと安いだろって思っていたら、これが意外と高い。

高いと言っても1本1000円とかなのだけど、「いや、でも、これ、鉄の塊でしょ」って。

使い道は、習字ではなくレザークラフト。革の上の置いた型紙を固定するのに使う積り。

もちろん、これまで使ってきた文鎮もあります。

こちらはステーキ皿用ペレットを買って、その周りに革の自作カバーを貼り付けたものなんだけど、これは素晴らしく良い。見た目も、使い心地も、重さ(約700g)にも大満足。

自作文鎮

このペレット文鎮の前には、裁縫等で生地を押さえるのに使われる立クリップを使ってた。

固定器具

簡単な操作で確実に型紙と革とを固定出来、これはこれでとても便利だったのだけど、 "置く" だけの文鎮の手軽さには勝てず、最近は活躍の場面がめっきり減ってしまった。

固定器具で

ただ、ペレット文鎮の直径は約7cmあるので、小さい型紙と一緒に使おうとすると、ちょっと邪魔に感じることがあるのと、文鎮も複数個あるとより便利かなって思って。

文鎮大き過ぎ

ダイゾーでも文鎮を見かけたけど、重量は130gくらいなので軽すぎて使えない。

今回購入した四角柱の文鎮の重さ300gも、ちょっと軽いかな。レザークラフトで使うには500gくらいの重さがあった方が使いやすいように思う。

でも、繰り返すけど単に鉄の塊なので、大きさと重さは比例するわけで。

小さな文鎮で

一つ欠点を見つけた。この寒い時期、手に持つと冷たい!


YORKSHINE 革包丁M390がレザークラフト工具の仲間入り

レザークラフトで避けて通れない革漉き作業。

プロの方々は機械で行いますが、アマチュアの私たちにはとてもじゃないけど手を出せるような価格ではないので、自ずと手作業になるわけで。

私の場合、革の端面の厚みを減らすために斜め漉きをやることが多いのだけど、これが難しくて、未だに失敗してしまうことも少なからず。

なので、その打開策にならないかと思って購入したのが「革漉き機 M2」という商品。

が、購入前にイメージしたほど上手く使いこなせず(もちろん、私の技量不足と練習不足によるもの)、実践では最初のトライで使いこなすのを断念してしまった。

その後、基本に立ち返ろうとい思い、革包丁を研いでみることにしました。

そして買ったのは、「ロブスト」という革包丁用砥ぎガイド

このロブストを使って手持ちの革包丁を研いでみたら、ここで世界が変わった。

本当に気持ち良く切れるようになった。

そして、革包丁の切れ味が上がると、失敗することもかなり減ってきた。

横道に逸れずに最初からこちらに向かえばよかったなって少し後悔しながら、それならもっと切れ味の良い革包丁を使ってみたくなってきた。

ということで買ったのはYORKSHINEの革包丁。

YORKSHINE 革包丁箱

懐は少し寂しくなったけど、YORKSHINEの美しい工具は所有欲を満たしてくれる。

YORKSHINE 革包丁箱入り

砥ぐことで切れ味が抜群に上がったクラフト社の秀次(碧極上)と比べると、YORKSHINEの革包丁の方は刃幅は同じ30mmだけど、全体的にだいぶ小振りな作り。

革包丁2本

秀次の鋼材は、安来鋼の青紙1号。

今回購入したYORKSHINEの革包丁の鋼材は、M390という粉末冶金鋼とのこと。

粉末冶金鋼ってのは、粉末状の素材を型に入れて圧力をかけて固め、それを焼結炉で焼いて焼結させた鋼材とのこと。良く分からないけど、手間がかかっているってのは分かる。

砥ぎ作業の際に触れたけど、秀次の刃先角度は約9度でした。それに対してこちらは、革包丁として理想の角度とされる15度に仕上げられているようです。

切れ味

切れ味は申し分ありません。

ただ、価格的に秀次の何倍もするからといって、その価格差分だけ切れるかというと、もちろんそんなことはない。

かなり鋭角な秀次(その分、鈍ってくるのが早いだろうな)と、YORKSHINEの革包丁(切れ味が長持ちしてくれそう)を、場面によって使い分けていきましょうか。

そうだ、もう1本あった。同じYORKSHINEの革漉きナイフ

刃先がカーブしているので、まだ砥石で上手く砥げていないのだけど、この革漉きナイフを理想的な形に砥げれば、多分こいつが一番使いやすいだろうな、とは思っている。


レザークラフト作品を入れる「貼り箱」を作る -- (2)製作

前回の続き。

箱の "底" が完成。

底完成

続いて、同じように厚紙で蓋の土台を作りました。

蓋製作

蓋には色付きの紙を貼っていこうと思いますが、折角なので中央にロゴを印刷。

ロゴ印刷

これを底を作ったのと同じように蓋の外側に貼っていきます。

蓋製作2

蓋の深さは15mmにし、外側に貼った紙の内側への折り返しは10mmにしました。

蓋折り返し

ロゴはキチンと蓋の中央にきています。

蓋完成

この箱は先日完成した青色の三角ペンケースを入れるために作ったので、三角形状のものを入れた時に、ペンケースのロゴ面が水平になるように内側に傾斜版を貼り付けました。

内側に斜面

実際にペンケースを入れると、こんな感じになります。

ペンケースを入れ

蓋を被せてペンケース用の貼り箱が完成です。

ペンケースの箱完成

製作の難易度はそれほど高くないし、出来上がりも悪くないので、箱に関しては、暫くこの貼り箱方式でいってみようと思います。


レザークラフト作品を入れる「貼り箱」を作る -- (1)材料

以前、レザークラフトの作品を誰かに差し上げる際に、裸で手渡すのはあまりに寂しいので、厚紙で箱を作ったことがありました。

が、至る所に工夫を凝らして作り上げる箱だったので、出来上がりはとても満足いくものだったのだけど、その労力が大変で最近は殆ど作っていなかった。

そしてまた、箱作りに挑戦してみようと思います。

ただ、もう少し簡単に作れないと、また面倒くさくなり作らなくなってしまいそうなので、以前とは別のアプローチをしてみようかと。

ところで皆さん、 "カルトナージュ" という言葉をご存じでしょうか。

今回、紙箱を作るためのパーツを色々と買おうと調べていた際に出会った言葉。

これ、「厚紙で作った箱に、布や紙を貼るフランスで生まれた工芸」とのこと。

そして今回私がトライするのは「貼り箱」と呼ばれるもの。これは、土台となる箱を厚紙で作り、その上に柄や色の付いた紙を貼り付けて仕上げていくもの。

ってことは、カルトナージュと貼り箱って、中身は同じって理解で宜しいのでしょうか?

ということで、先ずは土台を作るための厚紙を100均で探してきました。微妙に大きさや紙の "造り" は違うけど、厚みはどれも0.5mm(これ以上の厚紙は見つけられなかった)。

厚紙

そして厚紙の上に貼る紙としてスケッチブックを買ってきました。

スケッチブック

最初、A4のコピー用紙を使ってみたら、A4だと大きさ的に足りない場面もあったり、紙厚が薄すぎて貼り難かったりもしたので、少し厚めのスケッチブックを使ってみることに。

大きさはB4サイズかなって思っていたけど、B4よりは微妙に小さい。

スケッチブックは白なので、色付きの紙も買ってきました。大きさはスケッチブックと同じなので、やはりB4より微妙に小さいサイズだけど、大概はこれで足りるでしょう。

色画用紙

そしてスティックのり。

以前、トンボ鉛筆の「消えいろピット」という塗ったところが青くなるスティックのりを使っていたけど、すぐに無くなってしまうので、最近は100均の大容量のものを愛用。

でも、やはり "塗ったところが青くなる" ってのはすごく便利で、今回は同じ機能を持つ少し太めのスティックのりを買ってみました。

グルースティック

「消えいろピット」は乾くのが早いのか、塗って青くなった部分が、他の場所を塗っている間に透明になって少し不便に思ったけど、この100均のは暫く青色が残っている。

青着色のり

材料も揃ったし、早速作っていきましょう。

貼り箱の厚紙で作る "土台" の基本形は、この十字型。

底箱

ここから四方の側面を立て、互いにマスキングテープなどで固定して箱形状にし、そこに柄や色の付いた薄紙を貼って箱に仕上げていきます。

そして、こちらが上から貼る薄紙。

貼り紙

箱の底を貼り、四方の縦壁に貼り、更に内側へと折り曲げて貼っていくことになります。

貼り箱作り
次回へと続きます。


三角ペンケース2号製作 --(2)大きく開ける仕組み

前回の続き。

マチを取り付けていきます。

マチ接着

先ずは片側のマチを縫い付けました。

片側マチ縫製

前回作った際には作る手順が悪く、ファスナーが邪魔でマチの縫製にとても苦労したので、今回はその辺りを慎重に考えながら作業を進めました。

両側マチ取り付け完了

ファスナーの引手も作りました。

スライダー完成

完成までもう一歩。

ファスナー処理前

前作では、ファスナーの長さを本体の横幅内に収めて作ったけど、今回はファスナーの片端を長く取り、そのはみ出た端に革を被せて処理します。

ファスナー処理途中

これにて完成。

ファスナー端処理完了

ファスナーの片端がブラブラと邪魔になりそうなので、バネホックで本体に固定できるようにしてあります。

バネホック取り付け

この手間を加えたことで、ファスナーを開けた際に大きく開くことが可能になります。

大きく開く

前作と比べると、中身の出し入れは今回の方が断然やり易いと思います。

完成内側

前作から何カ所か工夫を加えて製作したけど、その分だけ出来具合も向上したと思う。

ちょっと気をよくして、もう1個くらい同じものを作ってみようかな。


<< topページへこのページの先頭へ >> 次のページへ >>