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丸型コインケース7号 --(4)ファスナーの引手交換

前回、一旦完成したコインケースですが、ファスナーの引手を交換していきます。

立体完成

喰い切りの刃先をスライダーの金具の隙間に当てて隙間を拡張。

喰い切りで

元の引手が外れました。

引手外し

D環の内寸に合わせて革をカットし、本体と同じ色に染色。

引手作り1

D環を巻き込んで接着。

引手作り2

適当な大きさにカットし、縫えば引手が完成。

引手完成

これをスライダーの金具の隙間から差し込み、隙間を閉じて引手の交換完了。

引手交換

これにて丸型コインケース7号が完成。


丸型コインケース試作5号(緑)--(3)完成

前回の続き。

ファスナー周りを六花のカクタスという緑系の糸で縫ったのだけど、ちょっと明る過ぎるかな。もう少し暗めの緑系の糸が欲しいな。

ファスナー縫製完了

ファスナーを閉じると、丸型コインケースの形が見えてきます。

底接着前

続いて、この開口部を接着。

底接着

そして、縫いあげて、コバを仕上げれば、ほぼ完成。

底縫製完了

前回のファスナー用治具のところでも軽く触れたけど、(今回に限ったことではないけど)ファスナーテープへの接着剤の塗布範囲が難しい。

内側過ぎると(縫ってはいても)ファスナーテープから革のコバが浮く感じになってしまうし、ムシ側へ迫り過ぎると、今度は乾燥後の接着剤が汚らしく見えてしまうし。

底縫製完了ファスナー側

そして最後の作業は立体成形。

内側から水で湿らせてから木型を押し込んで乾くのを待ちます。(下側が部分的に黒くなって見えるのは、内側から水分が染み出してきたもので、これが乾くのを待ちます)

立体化

1.5mmの革で作った4号と並べて。

4号5号比較

革の厚みというより、革の質の良し悪しが前面に出てきてしまったので、比較し辛い。


丸型コインケース試作5号(緑)--(2)ファスナー取り付け

前回の続き。

うーん、やはり元の革の質が悪かったようですね(昔買った革なので詳細を忘れている)。

型紙でカット

ファスナー取り付け部の外周に捻を入れて磨き、その内側に縫い穴をあけました。

ファスナー縫い穴

ファスナー取り付け治具の改良版登場。

ファスナー治具改良

両面テープに張り付いたファスナーを(縫製後に)剥がすのに苦労するので、ファスナーのムシが来る部分の両側に薄いプラスチックの板(巾3mm)を貼り付けました。

ファスナー用治具改で

両側のプラ板が作る溝にファスナーのムシを落としこむ形になることで、ファスナーの位置決めも楽になるし、両面テープにくっつくのはムシだけになるので、剥がすのも楽になる。

治具の両側に胴体となる革をセットし、ファスナーを接着剤で固定していきます。

治具でファスナー接着

接着が乾くのを待ち、治具から引き剥がしたところ(だいぶ楽に剥がれるようになった)。

ファスナー接着内側

もう少し試行錯誤(ファスナーテープ側の接着剤の塗布範囲とか)が必要かとは思うけど、このファスナー用治具は "イイ仕事" してくれます。

ファスナー接着完了

次回で完成予定。


丸型コインケース試作5号(緑)--(1)染色

丸型コインケースの試作4号では、厚さ1.5mmの革を使ってみたところ良い感じになったのだけど、もう少し薄い革の方が良いかもしれないと、今回は1.2mmの革で作ります。

ヌメ革

そして染色はグリーン系のグラデーションにするので、先ずは緑で染色。

緑で染色

続いて、緑にダークグリーンの染料を混ぜて中心部を残しながら主に外周を染色。

ダークグリーンで染色

最後に黒の染料も加え、中心から外周に向けて濃くなるようなグラデーションで。

乾燥後

染色が乾くのを待ってから、ウレタン系のコーティング剤でコーティングし、更にワックスを塗布して軽く磨いた状態で、片側の革に刻印を入れます。

刻印入れ

元の革の質感があまり良くなかったようで、ちょっと凸凹感が目立つような。

刻印済み

次回へと続きます。


丸型コインケース試作4号 --(3)完成

前回の続き。

接着で仮止めしたファスナーを縫い付けます。

縫製完了

そしてコインケースの底となる部分を貼り合わせ、紙やすりで削って形状を整えます。

底辺貼り合わせてコバ処理

形を整えたコバを染色し、磨いていくとだいぶそれらしくなってきました。

底接着完了

捻を入れ、縫い穴をあけ、そして縫い合わせれば完成まであと一歩。

底部縫製完了

最後の工程は立体加工。外側はコーティング剤を塗布しているお陰で水をはじくので、内側を筆で湿らせてから、(見えにくいけど)木型をコインケースの内側に押し込みました。

立体化

そして、湿らせた水分が乾けば、完成です。

立体化完了表

イイ感じの立体感。

立体化完了裏

3号との比較。

染色過程で、3号よりも "赤" を残すように心がけたので、見た目の印象がずいぶん違いますが、一番の違いは使っている革の厚み。

3号と比べ

3号は厚さ1mmの革で、今作の4号には1.5mmの革を使っているので、 "張り" が全然違う。手に持った感触も、当然ながら4号の方がカッチリしている。

うーん。コインケースの実用性としては、1mmの革でも何の問題も無いと思うけど、こうやって見栄えに違いが出てくると、1.5mmの革を使った方が良いのかなー、と。

試しに次は、この間の厚さ、1.2mmの革で作ってみようかな。


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