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フラップタイプのペンケース3号

フラップタイプのペンケース1号では厚さ0.8mmの革で作ったらさすがにペラペラな感じに仕上がってしまったので、2号は1.5mmの革を赤色で染色して作りました。

が、革の質が悪かったようで、2号の出来はかなり酷いものだった。

そこで今度は厚さ1.0mmの革で、2号と同じサイズでもう一度作ってみることに。

前にくるパーツは、開口部の補強目的に革を重ねて貼ってから縫ってみました。

前パーツ完成

後ろ側のパーツの床面側に厚さ0.5mmの豚革を貼り合わせ、前側のパーツを重ねて接着。

前後パーツ接着

最後にフラップを留めるパーツを接着したけど、これはちょっと長過ぎたかもしれない。

フラップ留め

外周をぐるっと一周縫います。

全周縫製

取り敢えず形にはなったけど、やっぱりフラップ留めの長さが余ってる。

フラップ留め長すぎ

コバを処理してから、全体的に軽く水で湿らせた状態で、2号で作った立体成形用の治具(厚さ12mmのMDF)を押し込みました。

立体治具押し込む

翌日、治具を引き抜いて完成。長すぎたフラップ留めは、もう少し短くても良いと思うけど、立体的にしてみるとそれほど違和感は感じなくなっているような。

立体成形完了

2号では下の角が直角だったため、治具を押し込んだら角に変なシワが寄ってしまったけど、今回はR仕上げにしているので、良い感じに出来上がっている。

完成

細かく見ていくと、不本意な箇所もアチコチとあるんだけど、まあ全体的には悪くない。

パーツ数も少なくて作るのも簡単なので、微調整しながらもういくつか作ってみようかな。


ファスナー加工用の治具2種類

最近あれこれと作っている丸型コインケースに使う3号ファスナー用の治具を2種類製作。

一つ目は、メートル売りのファスナーから10cmのファスナーを切り出すための治具。

これは見た通りシンプルなもので、必要な長さでカットし、両側の不要なムシを外すため。

ファスナーちょう10cmガイド

二つ目は、ファスナテープの両サイドに接着剤を塗布するための治具。

100均で買ってきたプラ製の定規に、厚さ0.7mmのPPシートを巾3mnでカットし、それを間に4mmの空間を設けながら2列に接着(この4mmのスペースにムシをセットする)。

ファスナー接着剤治具仕組み

ムシをセットする側の反対側には、革を貼り合わせて浮かすようにしました。

接着剤治具横から

治具を使って、先ずはファスナーの片面に接着剤を塗布していきます。

ファスナー接着範囲治具

続いて、ファスナーと治具の向きを変え、もう片面に接着剤を塗布していきますが、先に塗布した接着剤はまだ乾いていないので、ここで定規の片側を浮かしたことが活きてきます。

ファスナー接着範囲治具逆

ファスナーの両側に接着剤の塗布完了。

ファスナー接着剤塗布

もちろん、「ファスナーの長さ10cm、接着剤の塗布範囲はファスナーの中央10mm範囲の外側」、という仕様に合わせた治具なので、仕様が変われば使えなくなるのだけどね。


丸型コインケース試作5号(緑)--(3)完成

前回の続き。

ファスナー周りを六花のカクタスという緑系の糸で縫ったのだけど、ちょっと明る過ぎるかな。もう少し暗めの緑系の糸が欲しいな。

ファスナー縫製完了

ファスナーを閉じると、丸型コインケースの形が見えてきます。

底接着前

続いて、この開口部を接着。

底接着

そして、縫いあげて、コバを仕上げれば、ほぼ完成。

底縫製完了

前回のファスナー用治具のところでも軽く触れたけど、(今回に限ったことではないけど)ファスナーテープへの接着剤の塗布範囲が難しい。

内側過ぎると(縫ってはいても)ファスナーテープから革のコバが浮く感じになってしまうし、ムシ側へ迫り過ぎると、今度は乾燥後の接着剤が汚らしく見えてしまうし。

底縫製完了ファスナー側

そして最後の作業は立体成形。

内側から水で湿らせてから木型を押し込んで乾くのを待ちます。(下側が部分的に黒くなって見えるのは、内側から水分が染み出してきたもので、これが乾くのを待ちます)

立体化

1.5mmの革で作った4号と並べて。

4号5号比較

革の厚みというより、革の質の良し悪しが前面に出てきてしまったので、比較し辛い。


丸型コインケース試作5号(緑)--(2)ファスナー取り付け

前回の続き。

うーん、やはり元の革の質が悪かったようですね(昔買った革なので詳細を忘れている)。

型紙でカット

ファスナー取り付け部の外周に捻を入れて磨き、その内側に縫い穴をあけました。

ファスナー縫い穴

ファスナー取り付け治具の改良版登場。

ファスナー治具改良

両面テープに張り付いたファスナーを(縫製後に)剥がすのに苦労するので、ファスナーのムシが来る部分の両側に薄いプラスチックの板(巾3mm)を貼り付けました。

ファスナー用治具改で

両側のプラ板が作る溝にファスナーのムシを落としこむ形になることで、ファスナーの位置決めも楽になるし、両面テープにくっつくのはムシだけになるので、剥がすのも楽になる。

治具の両側に胴体となる革をセットし、ファスナーを接着剤で固定していきます。

治具でファスナー接着

接着が乾くのを待ち、治具から引き剥がしたところ(だいぶ楽に剥がれるようになった)。

ファスナー接着内側

もう少し試行錯誤(ファスナーテープ側の接着剤の塗布範囲とか)が必要かとは思うけど、このファスナー用治具は "イイ仕事" してくれます。

ファスナー接着完了

次回で完成予定。


丸型コインケース試作4号 --(3)完成

前回の続き。

接着で仮止めしたファスナーを縫い付けます。

縫製完了

そしてコインケースの底となる部分を貼り合わせ、紙やすりで削って形状を整えます。

底辺貼り合わせてコバ処理

形を整えたコバを染色し、磨いていくとだいぶそれらしくなってきました。

底接着完了

捻を入れ、縫い穴をあけ、そして縫い合わせれば完成まであと一歩。

底部縫製完了

最後の工程は立体加工。外側はコーティング剤を塗布しているお陰で水をはじくので、内側を筆で湿らせてから、(見えにくいけど)木型をコインケースの内側に押し込みました。

立体化

そして、湿らせた水分が乾けば、完成です。

立体化完了表

イイ感じの立体感。

立体化完了裏

3号との比較。

染色過程で、3号よりも "赤" を残すように心がけたので、見た目の印象がずいぶん違いますが、一番の違いは使っている革の厚み。

3号と比べ

3号は厚さ1mmの革で、今作の4号には1.5mmの革を使っているので、 "張り" が全然違う。手に持った感触も、当然ながら4号の方がカッチリしている。

うーん。コインケースの実用性としては、1mmの革でも何の問題も無いと思うけど、こうやって見栄えに違いが出てくると、1.5mmの革を使った方が良いのかなー、と。

試しに次は、この間の厚さ、1.2mmの革で作ってみようかな。


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